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内容説明
ファミリーマート、エドウィン、ヤナセなど、多くの人が知る企業を子会社にもつ伊藤忠商事。総合商社にあって、三菱商事や三井物産とは一線を画す戦略で業界トップにのし上がった同社の160年超の歴史を、関係者への徹底取材で解き明かした。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lara
69
財閥系商社とは成り立ちが違う。近江商人の繊維問屋が出発点。伊藤忠兵衛から、最近の丹羽宇一郎、小林栄三、岡藤正広、等々。巨額損失のツケを払った後、商社トップに躍り出る。経営者の戦略に従い、社員の地道な努力の継続もあったことでしょう。か(稼ぐ)け(削る)ふ(防ぐ)の経営施策、第8カンパニーの創設、なかなかユニークな視点に、気付かされました。著者も良くまとめられており、感心しました。 2024/02/26
ちびbookworm
53
★4.5大商社のうち、財閥系と違い、伊藤忠は創業時、個人商店にすぎなかった。そこからいかに繊維会社〜総合商社へと化けたのか?◆冒頭で現CEO岡藤さんの話で読者を惹きつけながら、創業時から各経営者を振り返り、大戦を挟み社史と事業の変遷の概観を語り、伊藤忠の”本質”に迫る本◆近江商人の創業者、豪胆な2代目伊藤忠兵衛、現CEO岡藤さんの話が一番面白かった(序盤、終盤)。現CEOが就任時から就業環境に注力したのは、世間より先んじて「社員=コストでなく資本」の意識があったからだろう。健康経営が魅力的。攻守のバランス2024/08/04
けぴ
37
三井、三菱、住友といった財閥商社と比較すると近江の繊維メーカーから躍進した伊藤忠。その成り立ちから現在までを描く。連載を加筆修正したものなので重複や冗長なところもあるが、全体的には商社というものの本質を学べる。現CEOの岡藤さんの『か・け・ふ』→稼ぐ、削る、防ぐの標語は親しみやすい。110運動として会食は1次会のみで10時まで、また夜8時以降は残業させず朝5時から8時までに仕事をする場合は1.5倍の賃金を支払う、社員が亡くなると子供は大学院卒業までの学費を補助する、など学生人気No1の理由も明かされる。2025/03/16
templecity
12
旧財閥系の商社が政府の払い下げ資産で発展できたのに対し、繊維系商社は独自でビジネスを開発してきた。背広にブランド名をつけたのも伊藤忠のアイデア。社長に権限を持たせて損切などの判断もしっかり行ってきた。瀬島龍三による戦略的な組織構築もあった。正に知力と行動力が商社の原動力である。 2023/06/12
suzuki s
5
オーディオブック。 伊藤忠の歴史や実線の話。 社員を大切にしていることが1つのポイントになっていると感じた。2024/04/07
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