内容説明
宝島社×エブリスタ
『この文庫がすごい!』大賞 受賞作
応募総数1874作品
その探偵、食べものの声を聞く【フードヒアリング】!
漫画家を目指すフリーター宇佐見太一は事故で意識不明となってしまう。
目覚めたのは、高校時代に自分が描いていた漫画『食べもの探偵トモアキの事件簿』の世界。
“食べものの声”を聞き事件を解決する奇妙な探偵・トモアキの助手をしつつ、
現実世界への帰還を目指すが徐々に意識の境界が揺らぎはじめ……!?
一方で宇佐見の友人である沙月は、彼を目覚めさせる、とあるアイディアを思いつく!
交錯する夢と現実。謎だらけの名探偵。
新感覚クロスオーバーミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
260
「魚と殺人事件は、鮮度が命だからなっ!」5話からなる話+プロローグ、エピローグ。第1話の後半から2話の前半にて、本書タイトルの様相を説明される感じになるんですけど、斜め上で( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。宇佐見くんと沙月さんとの視点が交互に描かれるスタイル。過去に描いたマンガが作中作、作中劇として重要となるのですが、良い感じに破茶滅茶でね。破茶滅茶ストーリーとこの物語の現実世界がオーバーラップしたりするんだけど、その着地点が凄い。最終話では、伏線を鬼の様に苅り取って行くねー。楽しい。コヨーテタイムもええのう。2024/11/07
よっち
36
事故で意識不明となってしまった漫画家を目指すフリーター宇佐見太一。高校時代に自分が描いた漫画『食べもの探偵トモアキの事件簿』の世界で目覚めてしまうクロスオーバーミステリ。食べものの声を聞き事件を解決する奇妙な探偵トモアキの助手をしつつ、現実世界への帰還を目指すが徐々に意識の境界が揺らぎはじめてしまう太一。一方でふとしたきっかけから再会した宇佐見のかつての同級生・沙月が、彼に目覚めさせるため試行錯誤する展開で、交錯する夢と現実はややカオスな印象はあったものの、二人が迎えたエピローグはなかなか良かったですね。2023/03/13
よっしー
23
思った以上にファンタジックなお話でした。視点が交互に入れ替わり、現実と虚構の世界を行き来しながら話が進みました。どちらの世界でもテンポ良く話が進む上に、展開も面白くてサクッと読了しました。にしても…自分の過去作を朗読されるってどんな気分なんだろう。でも、嫌がらせスタートなら仕方ないか(笑2025/02/11
きたさん
21
意識不明になった青年の夢の中で繰り広げられる世界に、現実世界が影響を与えていく話、とでも説明すればいいのでしょうか。正直ミステリみは少なく、どちらかというとSF的な印象。途中から路線が変わったことに戸惑ったものの、それを踏まえて上手くまとめていたので読後感はそんなに悪くなかった。2023/02/25
宇宙猫
15
★★★ 目が覚めたら高校の部活で書いた漫画の世界にいて、探偵の助手になっていた。黒歴史な作品だけあって稚拙で強引な展開だけど、それが返っておもしろい。2025/02/07




