青騎士コミックス<br> 音街レコード A面

個数:1
紙書籍版価格
¥990
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

青騎士コミックス
音街レコード A面

  • 著者名:毛塚了一郎【著者】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • KADOKAWA(2023/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047373709

ファイル: /

内容説明

レコード漫画『音盤紀行』を漫画誌「青騎士」で連載の毛塚了一郎。商業連載を始める前に書き溜めた自主制作漫画を2分冊で商業出版。
東京の小さなレコード店で働く女の子が紡ぐいくつもの物語。
上巻である「A面」では、
穏やかな時間の流れる街に馴染んだレコード店、そこでの日々の業務を描く「高架線下の音盤」、
西新宿の怪しいレコード屋探訪「潜入!レコードストア」、
CD世代少女のアナログレコード初体験。そのとき少女の世界は大きく広がる「GET BACK」、
セール中のレコード屋を訪れた音楽好きの心理を描写する「まとめ買いの見えないルール」
レコードを覗くと失われた街の風景が見える、レコードSF「ホール・ニュー・ワールド」などを収録。
7インチレコードを模した正方形の特殊判型での刊行。
描きおろしカラーピンナップ画像も収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

54
「音盤紀行」とかなり似ていて、でも別のレコード店。女性が物語の中心になるのは同じだ。アルバイトの実梨(みのり)と友人の礼子が遭遇する、レコードの物語。最初の「高架線下の音盤」(これが一作目だそうだ)が導入となって、少しノスタルジックな音楽世界が展開していく。コミックであるがゆえに、音こそ聞こえないが、レコード店あるあるの空気感を思わせる描写。だからいかにもそこに、タイトルこそ知らないものの、心地よい曲がBGMとして流れているかのように思えてくる。SF「すこしふしぎ」的な話も幾星霜を過ぎた音盤だからこそ。2023/03/28

阿部義彦

21
中古レコード漫画『音盤紀行』を雑誌「青騎士」に連載中の毛塚了一郎先生が同人誌時代に発表した作品がシングルレコードサイズでまとまってのリイシューです。一ヶ月後には『B面』もリリース予定です。高架線下の中古レコ屋「Telescope Disk」でバイトする実梨ちゃんの日常を描いてます。絵柄はまだこなれてませんが、ショートカットの主人公とそれを取り巻く店長、友人との交流が何とも言えないです。『詳しくなって聴くんじゃなくて、聴いているうちに詳しくなるんだよ』クイズ編には私好みのジェントルジャイアントも出てて感動!2023/01/21

ブラフ

12
著者の「音盤気候」を読んでハマってから。やはり毛塚了一郎の作風好きだなぁ。レコード店を舞台にした、レコードや古いCD、音楽など全般にわたるお話。ありがちな蘊蓄ダラダラ垂れ流しもなく、ただただ当時の雰囲気、ノスタルジーを大事にしている感じ。音楽詳しくないし、レコードや古いCDを買い漁る趣味はないけど、この雰囲気はとても好きだなぁ。2023/03/30

Dai(ダイ)

11
音盤紀行より前に同人誌で書いていた作品集とのことだが、こちらの方が好み。中古レコード屋は古本屋と雰囲気が似ていてどちらも居心地がよく、用がなくてもふらっと入りたくなる。そう言った気分が味わえるマンガ。2024/04/04

mawaji

11
音盤紀行が面白かったので手にとった著者の2作目もノスタルジーに浸りながら読みました。高架線下の音盤は神保町にあったRockWorkShopの佇まいを彷彿とさせるし、潜入!レコードストアの新宿の目は西新宿のレコード屋さんを徘徊していた頃を思い出させました。マンションの一室の怪しげな店舗とかたくさんあったけど今もあるのかな。GET BACKのdisk onion店内にあるのは遠藤賢司の嘆きのウクレレだなとかチェックしながら読了。2本の指でとことこ歩きの動作でアルバムを繰っていく行為はレコードならではでしたね。2023/01/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20511272
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数2件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす