内容説明
小説・映画・演劇など、物語をどのように構成すれば、読者の興味を引くかということに関して、基本的なセオリーがある。ストーリーテリングにおけるプロット(筋立て)は、その基本中の基本。本書ではプロの作家が、理論と具体的なプロットをつくる技術を紹介し、プロットをどのように操作すればドラマチックな効果が得られるかを伝える。作家を志す人がアイデアをしっかりとした作品に育てることを目的とした実践的な本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
21
アルケミスト双書なだけに、魔術っぽかったりファンタジックだったりするのかなと思ってたら、それらしい雰囲気はちゃんとあるものの、中身は定番の創作入門で意外でした。コンパクトにまとまっていて、読みやすかったです。2023/02/28
mint
8
物語創作の上で重要なプロット(筋立て)に関する理論を紹介する本。そのプロットを利用している作品を用いた具体例もあり分かりやすかった。何度も読み返して勉強していきたい。何作品か書いてる作家でも小説の技術がめちゃくちゃな人もいるから、作家は全員プロットとか物語の技術についてしっかり勉強してほしいと感じる今日この頃である。2023/10/26
Tomonori Yonezawa
6
県立図書館▼2022.12.20 第1版1刷、横書き▼章分け無しなので25プロット61頁▼コレはなんか所有欲を刺激される本。各プロットをだいたい見開きで簡潔に紹介し、例も載ってる。作家志望でなくとも小説等物語をよく読む方なら章や段落をパズル的🧩に理解するのに役立つと思う。▼他の方の読メ👀ると、創元社のアルケミスト双書というシリーズは独特の雰囲気あるみたい。他の本も手に取ってみたくなりました。2023/05/07
史
6
横開きの創作ハウツー本。短くも具体例が載っていて非常にためになる。けどもやっぱり短いのは少し気がかりでもある。2023/03/30
周
3
物語の展開・パターンなどが丁寧に分類されまとめられていて、おもしろかった。本の見た目もかわいい。家に欲しい、かも。2023/03/26