内容説明
なぜ、マスコミは、〈彼ら〉の暗躍を黙殺するのか?
超一級資料と当事者インタビューで、日本の企業を陰で操る「組織」の正体に迫る!
ソビエト・コミンテルン、中国共産党が操る「左翼思想」から決別せよ!
「左翼労組」と戦い続けた50年の記録
今、日本は「内なる敵」によって分断の危機にさらされています。
彼らは中国、北朝鮮、ロシアといった外国勢力とも連携し、
長い時間をかけて日本国内で分断工作を推進してきました。
その「内なる敵」とは「左翼」です。
左翼の恐ろしさは、ほんの少数で組織の中枢に潜り込み、
組織全体をコントロールしうるほどの影響力を発揮するところです。
今や第四権力といわれる「マスコミ」の内部にも浸透し、
連動しながら国論の分断工作を推し進めてきました。
この「内なる敵」が、「日本弱体化政策」という土台のもとに、
どのように日本支配を企てたか、
その実態を経験にもとづいてまとめたのが本書です。(「はじめに」より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
遥かなる想い
80
いわゆる左翼勢力が日本の各界に影響するしている 実態を描いた作品である。 真偽の程はよくわからないが、例えばマスコミ報道に 違和感を覚えたい経験を持つ人々は多いだろう。 全国に多数ある労組のどれだけが 日本共産党 及び 中国・ソ連の影響下にあったのだろうか… 冷戦時代 スパイ映画は西欧のイメージだったが、 本当に日本にも その矛先は向けられたのだろうか? 知らないだけに、少し不気味な作品だった。2025/11/05
とくけんちょ
45
情報量大。日本の戦後から、脈々と連なる左の勢力を系統別に描き出す。JR、JAL、政界、危機感を持たず、ただ今だけよければオッケーという事なかれ主義ほど罪深いものはない。大局をみて、国を案じ、とここまでは難しいので、できないかもしれないが、信念を持って生きる、これは頑張ればできるかも。2024/04/11
Tomoichi
25
この本を読んで思い出したのがJR西日本の福知山線脱線事故である。当時連日ニュースで報道していたが、その際に関西テレビなどは組合員がJR西日本批判をするのを垂れ流し、JR西日本を批判していた事である。両社の極左労働組合が手を結び革マル系組合に批判的であったJR西日本を潰す好機と見たのであろう。極左組合にとって共産主義理論など、働かず金持ちになる手段でしかなかったと思う。2023/07/17
KAN
11
国鉄(現JR)、JAL、地方自治体の背後にある労組に食い込む共産主義、そして政治家、マスコミにも広く浸透する共産主義思想、その活動で最終的にはその組織、そして国を危機へと追い込む。民主主義という形をとりながら、少数でも主導権を取って多大な被害をもたらす。戦後の日本は歴史の教訓に学ぶことなく進歩と言いながら破綻する道を歩んできた。スパイ防止法が今なぜ日本に必要か、よくわかる。いや、今と言わず、ずっと必要だったのだと思う。2025/08/05
templecity
11
日本には日本壊滅を目指す左翼分子が存在する。旧国鉄、日航、新聞社や放送業界、学校など。戦前、統制されていた日本共産党が戦後GHQの方針により世に放たれて、また諜報部隊も解体されて、思想の統制ができなくなった。日本ほど、与党と野党の意見が乖離している国も先進国では珍しいとのこと。国鉄の中にも真面目に改善を考える社員もいたが、国労に潰されて、当時はストなdも多かった。ロス疑惑は、文春の警察庁のスキャンダルを報じない代わりに、取引として提供されたネタとのこと。今も存在する破壊分子に筆者は危機感を抱く。 2023/10/21




