内容説明
日本で初めて天皇が建立したお寺で、近年は癌封じの寺としても知られる大安寺。
25歳で銀行員を辞めて仏門に入った副住職・河野裕韶師によって、高野山専修学院での修行、癌封じのお寺での患者や家族との日々、お寺での生活、奈良の仲間たち、師にとっての仏教、お寺の写真集など大安寺での日常を綴ります。
目次
大安なる寺へようこそ
第一章 大安寺と私と修行
第二章 大安寺での日常
大安寺の風景
第三章 大安寺について
第四章 私が思う仏教
第五章 仏教よもやま話
第六章 大安寺の未来
あとがき
大安寺略年表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徳島の迷人
2
住職の娘との結婚を機に出家して住職となった人の本。高野山での修行の思い出と大安寺での生活のエッセイ。かつては南都七大寺として有名だった大安寺、今は小さくなって癌封じの寺になっている。全体的には、普通の本だった。365日と表題にあるが年月や一日の細かなスケジュールは無し。2024/09/01
鈴蘭
0
銀行員として社会人経験のある副住職による、大安寺に入るまでの修行の話や、大安寺の現在、これからの話など、読んでいて面白かった。再祈祷は人々の心に寄り添う素敵なシステム。2024/07/05
かーこ
0
365日シリーズの第3弾。一般家庭出身の元銀行マンの著者が奈良の古刹にお婿入り。 大安寺のこと、仏教のこと、奈良のことなどが親しみやすい文体で綴られております。2023/01/04
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