内容説明
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
本書は、「正攻法で微分積分学の教科書を書きたい」と考えていた筆者によって執筆された。
高校で微分積分の初歩を既に学んできた読者を対象に、大学1年で学ぶ平均的内容をまとめたが、数学系学科に進まれる読者も意識し、ε-δ論法を正面から扱った。しかし、理論だけに偏することなく「理論」「計算法」「実例と応用」のバランスに配慮し、微分積分学の特徴である“巧みな”計算法、“面白い”実例、“役に立つ”応用の代表的なものはほぼ収めて解説。問題に対する解答もかなり丁寧に記した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shin
3
東大の微積分学(理論より)に使われる教科書。演習問題が豊富でレベルも突拍子も無いものではない。大学での勉強の仕方をこの本をよむことを通じて構築してもいいかもしれない。
蠍
1
大学の講義で指定されていたやつだが、結構良かった覚えがある 大学院入試にも使えた気がする2016/12/28
o_0
0
多分2011年の数学の試験直後に読了したはず.高校の数学から一気に大学の抽象的な数学に入ったのでかなり困惑した.抽象的な内容を理解するのにかなり苦労したがなんとか読了.基本的な定理や計算手法をほぼ網羅していて大学教養程度の微分積分学をマスターするならこの一冊で十分だと思う.演習も充実している.2010/08/08
とみー
0
教養時代の教科書。グリーンの定理の証明はほんとに綺麗。2012/03/08
まさお
0
演習もセットでやっていくことで着実に力をつけていきたい。2012/06/16