新・講談社の絵本<br> 舌切雀

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新・講談社の絵本
舌切雀

  • 著者名:鴨下晁湖【絵】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2023/01発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061482586

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内容説明

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怪我をした雀を助けたおじいさん。しかし、おばあさんは米で作ったのりを食べてしまった雀に腹をたて、雀の舌を切ってしまう。昭和10年代に一流の日本画家によって丹念に描かれた「講談社の絵本」を現代仮名遣いで再現。

昭和11年より出版され、昭和の子どもたちを夢中にさせた「講談社の絵本」から、選りすぐりの名作を新編集で復刊! 日本画・童画の大家たちによる本物の絵の美しさ・丹念さをご堪能ください。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

11
昔懐かしい重厚な絵とお話です。 よく知っているお話ですが、善人のおじいさんの描かれ方と、欲張りで悪そうなおばあさんの対比が、他のお話に比べて丁寧に描かれているように思いました。 おばあさんの持ち帰ったつづらから出てきたのが、すずめのお化けのように見えたことが新鮮でした。 単にバチがあたったということではなく、おばあさんの改心で終わるところが、道徳的で、教科書のようだと思いました。2016/08/20

遠い日

6
新・講談社の絵本シリーズ8。「まえがき」は佐藤さとる氏。絵は、鴨下晁湖氏。意地悪なおばあさんが心を入れ替える、やさしいバージョン。これも、子どもたちには安心材料かもしれません。2020/12/17

スローリーダー

3
五大昔話の一。善悪の対比、異郷訪問は多くの昔話の共通要素。遅くとも鎌倉時代には存在したようだ。まず丁寧に絵を拝見。頭が雀で体が人間という奇態、着物の派手な色彩と柄、おばあさんの老け顔と頭身のアンマッチ等、鴨下晁湖の絵は美しいだけにその異様さに眩暈がした。四季の花々はとても精密で和花らしさが表現されていた。戦前版にあった扉絵、竹藪での雀の踊り、付録などはカットされ文章も書き直されている。 2025/04/20

頭飴

1
 【絵本】日本画にて描かれた舌切雀。お婆さんが中々のごうつくばりで笑ってしまった。すずめのお宿でのもてなしが豪華であった。2024/08/17

あわ雪

1
今の子供は意外と昔話を知らないらしい。この絵本は、絵がアニメ的ではなく、きれい。とくに雀の着ている着物や背景に描かれている和花など。画家は、鴨下晁湖という日本画の大家です。雀の舌をちょん切るのは残酷だけど、実際真似できないことなので、子供にも読むことができます。この「新・講談社の絵本」シリーズを他に読んでみたくなった。2015/09/18

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