スピリッツ女子部 イベリスの花嫁（２）

著者名：秋山はる【著】

小学館（2023/01発売）

• ISBN：9784098615018

内容説明

結婚直前、運命の人と出会った新婦は─！？

二人の花嫁が紡ぐ、禁忌の恋。

お客様の結婚式を幸せなものにする。

大事にしていたはずの気持ちとは裏腹に、
七海（ルビ：ななみ）に惹かれてしまう美月（みつき）。

ウェディングプランナーとして、新婦として。
積み上げてきたものと引き換えに
熱を帯びる、二人の関係。

恋愛の最終局面で紡がれる、
禁断のウェディングストーリー、純白の完結巻。

最後に選ぶのは愛か、それとも──

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[クマリカ]

2013-14年位だっけ？　LGBT流行りでtwitterのプロフにパンセクとかL寄りBとか書く女の子が増えた時期　ポリアモリーの認識が広まったと思う　けどLGBTには含まれてるのかいないのか...　ちょっと大衆への受容は難しかったのではないかと思う　概念的には理解できても　独占とか嫉妬的な感情の問題は難しい　パンセクポリアモリーとなるとL界隈でもちょっと嫌われてた感じ　結局男と結婚に落ち着くのでは？という疑念　翻弄する小悪魔としてのそれって描き方はある種固定した先入観のままなので当事者には不満だと思う

2024/05/02

[もっち]

…いや、これが描きたかったのなら仕方ないけど…長く続くのも恐ろしい話だとは思ってたけど…！ それでもこんなに、強い「恋」に酔わせてくれた後で、この結末はお行儀よすぎはしないですか… これをプロローグにして「3年間」を描いてくれてもいいのよ

2023/05/15

[うさやま]

作者がTwitterで話していたように2巻で終わってしまったけれど、終わって「しまった」ことを感じさせない、きちんとした着地でうれしかった。主人公もちゃんと幸せにしてくれたし！　不穏さと激しさを兼ね備えた秋山はるの恋愛漫画は全く健在で、今すぐにでも新連載を始めてほしいと思った。

2023/01/30