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内容説明
プロレス界が誇る最高の傾奇者にしてDDTのアイコンレスラー、男色ディーノ。
徹底的に対戦相手はもちろん、来場した観客にも無軌道かつエロス溢れる「男色殺法」をお見舞いする強烈なキャラクターは、目を覆われつつも圧倒的な支持を受けている。
デビュー20周年を迎える本年、自身を「見せ者」として振り切った胸の内をすべて明かす。
熱狂を生み、衆目を捉えて離さないアクの強いキャラクター、悪趣味に振る舞う中にも、底知れぬ緻密な計算と戦略を備える、超絶のビジネスセンスを開陳する。
ディーノはリング上で何を見せ、伝えようとしているのか。
きっと仕事で使えること必至のパワフルな言葉と処世術の妙に溢れたファンならずとも必読の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
30
世の常識に盲従する人が著者のプロレスを批判するのは仕方ない。でも考えてほしい。なぜ彼がレスラーとして20年以上キャリアを重ねることができたのか。小説の新人賞に作品を送り続け、悉く落選した私には彼の苦悩がなんとなく理解できる。才能を磨くだけでできてしまう人たちと同じ価値観で競えば、誰もが向こうを選ぶ。ならば常識という透明人間を疑おう。彼がコンプライアンスと戦うのなら、私は新人賞と戦う。あんなもの獲らなくても作品は読んでもらえるし、評価もしてもらっている。本だって出せるはずだ。揺らいだ時はフェロモンズを見る。2023/05/12
Y2K☮
25
今年2度目の読了。noteで著者の記事を読み、改めて興味を抱いた。メインストリームで輝けるのは才能を磨くだけでできてしまう人たち。そんな連中に抗して生き抜くには己の商品価値を見極め、皆が目指さぬ場所を目指す。巻末の山ちゃんとの対談も素晴らしい。全員ストライカーではサッカーは成り立たぬ。チームの勝利を最優先。でも単独ライブでは存分にシュートを放てる。そういう場を持つことが大事。私も職場ではモグラ叩きばかりの成立屋だが、noteでは自由な作家っぽい感じでいられる。多くの人の目に留まってほしいビジネス書の名著。2023/11/27
道楽モン
15
DDTプロレスの異端児・男色ディーノ氏によるビジネス書。商品としての自分を、いかに客観視して戦略を練り、プロレスラーとしての価値を築けるのかを詳細に思索し続ければ、自ずとビジネス上でのブランド展開とプレゼンテーションのノウハウにたどり着く。異色な存在が解く理論は、正当との差別化戦略に他ならない。リング上での演出が、いかに計算されたもので、己の野望へのしたたかな布石であるかという内幕を惜しげもなく文章化している。読みやすく理論的で説得力がある文章は、彼の本職がライターなのだから当然のことだろう。2023/05/25
U-Tchallenge
2
男色ディーノによるプロレス論の一冊でもあり、ビジネス本でもある一冊。やはり、さまざまなことを考えてプロレスをしている、と思わされた。自分の価値を上げるために、考えて根拠を持って行動されていることがわかる。この根拠があるというのがプロフェッショナルの条件のように思えた。巻末にある山ちゃんとの対談もとても興味深かった。プロレスファンだけでなくビジネスパーソンも読んで損なしの一冊であろう。2023/01/10
sheep book
1
一貫性とメンタル。強い信念があれば、一貫性は保たれます。ただ、一線を踏み外さないように要注意です。2024/06/28
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