内容説明
両親の失踪と、夜知らぬ間に身体にできる傷はエイリアンによるものと主張するオカルトマニアの久幸。脳科学を専門とする大学教授の名富は、その解明のため彼の住む豪邸へ泊まりこむことに。エイリアンなんて、信じていなかった。だが、怯える久幸の無意識の媚態に煽られた夜、淫靡さと少しの恐怖を感じる夢を見た。そして自宅が火事に遭い、久幸の言動に不審を感じ始めて……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
18
予想外のシリアス展開に大喜び…!両視点で書かれてるのでエイリアンに襲われてるという受の気持ちもそんな馬鹿なと思ってる教授の気持ちも分かりますし、不思議な体験が実は…ってところもあぁ!やっぱり!?なるほどと思うし犯人のこともなんじゃそりゃ…と呆れてしまうのも確かで。でもタイトルの意味も含め面白いお話でした。2017/11/20
きょん
16
秘密を意味する「薔薇の下」ってタイトルがダブルミーニングで上手いなあ。エイリアンアブダクションやらオカルトがらみのトンデモかと思ったら、シリアス事件展開で面白かった。2017/11/29
京子@オランダ
3
思ったのと随分違う感じでシリアスだった。不穏な感じで先が気になってどんどん引き込まれて、文章が上手いのもあって最後まで一息で読んでしまった。なかなかの甘さもあって良かった。2017/12/02
soushi
1
オカルトだと思って読んでたけど、違った。陥没じゃなかったなぁ…2018/02/11
みっちー
0
◎バーバラさんだからコメディだと思ったら!めちゃよかった!2017/11/12