内容説明
パトロンを持ちながらも金融業で荒稼ぎし、金こそがすべてだと信条を掲げる令は、取り立て先で弁護士の網淵と出会った。彼の実直さに苛立ちを覚え、取り立てを斟酌する代わりにと、自分を抱くように命じる。この男を自分と同じ暗闇まで引きずり落とし、汚してやれば満足するはずだった。けれど網淵に抱かれるほどに、彼が見せる不器用な優しさに奇妙な感情が湧き上がってきて……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フキノトウ
33
攻めの網淵の印象が薄くて、いまいちでした。好きな要素がたくさんあったんだけど、残念でした。2014/12/15
nono
18
BL。金融業の令と弁護士の網淵。幼い頃から性的被害に合い、金だけを頼りに世の中を渡る令の凍てつく心を溶かしたのは、不器用な迄に愚直な網淵。令の視点で話が展開しているので、移り変わる心情にも共感出来るけど、網淵の良さが今一つ解りづらい。痛い場面も子供の性被害も辛くてのめり込む迄には至らず。さくさく読了。2018/02/19
まふぃん
13
積読本の水原さんをやっと全て読めた♪ 最近の水原さんの中では一番水原さんらしい登場人物が多かったような気がする。でも話はよく読んでみると甘甘だったわ ♡2014/10/14
ももちゃん
12
三浦さん意外と優しいじゃん好きっとおもったら水原先生だしそんなわけなかったこわい 誠実な年下攻め網淵くんよかった(o'ω') 2019/03/31
りんご☆
12
読了2016/01/16