プラチナ文庫 夜とオレンジの果汁

著者名：坂井朱生【著者】/紅月羊仔【イラスト】

プランタン出版（2023/01発売）

• ISBN：9784829623596

内容説明

家に帰れない夏以は､友人の別荘で賄いをすることに｡そこに完全無欠(性格除く)な譲がいた｡泥棒と間違われて､初対面は最悪だったが､つい意識しちゃう位好みのタイプ｡その譲が｢あんな奴やめて俺に乗り換えろよ｣と迫ってきた｡焦れる程執拗な愛撫と耳元の熱い吐息が夏以を悶えさせる｡思わず愛されてると､勘違いしかけたけれど｡ホントは譲の大事すぎて手も出せない､最愛の人の存在には気づいてる｡自分は身代わりでしかない｡でも伸ばされる指が甘熱く､抗えなくて…｡

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[合縁奇縁]

家に帰れない夏以は、友人の別荘で賄いをすることに。そこには完全無欠(性格除く)な譲がいて…。譲が「あんな奴やめて俺に乗り換えろよ」と迫り、夏以は瑞穂の身代わりでしかないと悩みながらも身体の関係を続ける。譲はアプローチしているつもりでも言葉が足りなさすぎて夏以にはなかなか伝わらず。最後は誤解が解けて良かったです。ラストに明かされる従兄の本性がアレだってわかって、それがほんとに意外でした

[りんご☆]

読了

2016/10/23

[黒猫]

顔が良くって背も高くてめちゃくちゃ頭いいうえに運動能力もあるが性格がサイアクな攻めと遠い親戚の瑞穂と友達に夏休みの間料理頼まれた受けがウダウダするが。

2015/05/09

[ゆん]

受の夏以が結構思い込み激しいのかな？攻のオレサマな譲もつかみ所無くてウダウダ悩む夏以くん。嫌いな展開では無いので楽しく読了。てか、夏の話で名前が”夏以（かい）”何回か夏（なつ）…て読みかけてあ、名前か！？って突っかかって読み直した箇所がｗ珍しく脇の男子が女子とつきあってた！てか両刀多すぎ？ｗ

2018/03/21

[ゆ]

言葉が足りなくてすれ違いがすぎる。どこかのお笑い芸人ですかってくらいキレイに誤解してすれちがっていて面白かった。受の健気さにメロメロなのになかなか言葉にも態度にも表せない攻がかわいかったです。ぶっきら棒なのに実はすごく優しいって素敵ですね。それにしてもダークホース瑞穂の正体がわかってから面白くなりました。後日談で瑞穂の魔の手とドンパチするお話とか読みたいです

2014/09/03