集英社文芸単行本<br> 書楼弔堂 待宵 探書拾伍 滑稽

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集英社文芸単行本
書楼弔堂 待宵 探書拾伍 滑稽

  • 著者名:京極夏彦【著】
  • 価格 ¥396(本体¥360)
  • 集英社(2023/01発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

書楼弔堂電子分冊版、第十五巻。『書楼弔堂 待宵』収録の「滑稽」をシングルカット。舞台は明治30年代後半。鄙びた甘酒屋を営む弥蔵のところに馴染み客の利吉がやって来て、坂下の鰻屋に徳富蘇峰が居て本屋を探しているという。
なんでも、甘酒屋のある坂を上った先に、古今東西のあらゆる本が揃うと評判の書舗があるらしい。その名は “書楼弔堂(しょろうとむらいどう)”。
思想の変節を非難された徳富蘇峰、探偵小説を書く以前の岡本綺堂、学生時代の竹久夢二……。そこには、迷える者達が、己の一冊を求め“探書”に訪れる。
「扠(さて)、本日はどのようなご本をご所望でしょう――」

日露戦争の足音が聞こえる激動の時代に、本と人との繋がりを見つめなおす。
約6年ぶり、待望のシリーズ第3弾!
※本電子書籍は『書楼弔堂 待宵』の電子分冊になります。