内容説明
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2013年秋、meme(ミーム)の3着の白いドレスがラトビア共和国の首都リガへ旅立ちました。滞在中、白いドレスに、meme が日記を記し、出会った人々の手でドローイングが描き足され、リガの街を記憶する「3着のダイアリードレス」ができあがります。このダイアリードレスをめぐる旅の記録を、それぞれが作家としても人気の meme が、絵と写真でつづります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
野のこ
29
三人の女性が白いドレスを身にまとってラトビア首都リガを旅をする。出会った人たち、日に日に色づくドレス。感覚を大切にページをめくっていき三人の日記へ。アート性が強く、コンセプトがユニークで新鮮で楽しかった。ラトビア語にはラブがあるは素敵!突っ込んだりくすりとするところも。ドレスも個性がでてた、三人旅楽しそう。ちなみに読友さんがつぶやいたミトンにそっくりなのがあって、わぁって思った。可愛い!2017/12/12
yuge
1
同じ国で同じものに触れてもこんなにも世界は違って見えるんやなあと。絵も言葉も、ひがしさん塩川さん前田さんそれぞれの色が出ていてその違いが楽しい。前田さんのあとがきにあった日記ものについての言葉「最初から内容に価値を見いだして書かれたわけではない」これを読んで日記ものが好きな理由が少しわかった。大勢に向けてじゃなく著者が自分自身の為だけに書いたものだからこそすごく響く。名前すら知らなかったRIGAへの興味がむくむくと。この本をガイドブックにして旅ができたらどんなにいいかな。次のダイアリードレスが待ち遠しい。2015/07/19