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内容説明
投信を知り尽くしたスペシャリストが贈る待望の投信ビジネス総合解説書!
◆投資信託に関する必須の業務知識を、具体的かつわかりやすく解説。
◆投資信託の流行がまるわかり!販売会社の金融機関職員にも役立つ知識が盛りだくさん。
◆「投資信託の未来予想図」として日本の資産運用業界の潮流も展望する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さわでぃ
1
主に商品企画・販売の視点から投資信託業界のことがよくわかります。まずは制度やスキームの簡単な説明から入り、投信の良し悪しの見分け方(このへんは初心者向け)、過去にヒットした投信の振り返りなど。通読するだけで投信という運用商品とその製造業である運用会社に相当詳しくなれます。 最終章では今後の運用会社のありようについて論じており、コストに厳しい投資家が増えた結果、低コストパッシブのスーパーマーケット化と対面コンサルの二極化に向かうのは正にその通りで、運用会社各社のブランド戦略が問われているとのこと。2022/12/26
J. Tamura
0
表紙の見た目に比して読みやすい。本書のメインは第4章のヒット商品の栄枯盛衰だろう。全体を通して、①いくら多数の商品を開発しても本邦の市場規模は限定的であり、一方でメジャーな海外アセットの方は知見がなかなか溜まらない(投資の意思決定について外部委託せざるを得ない)こと、②AIによるクオンツ運用が昨今進展していること、③個人投資家のリテラシー向上が見込まれることを踏まえると、本邦運用会社の存在意義はますます無くなってしまうのではないかと思ってしまった。2025/06/19