Think COMMUNITY「つながり」こそ最強の生存戦略である

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Think COMMUNITY「つながり」こそ最強の生存戦略である

  • 著者名:クリスティーン・ポラス/早野依子
  • 価格 ¥1,699(本体¥1,545)
  • PHP研究所(2022/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569853475

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内容説明

前作『Think CIVILITY「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』(東洋経済新報社、2019)がベストセラーとなった著者、クリスティーン・ポラスの最新作。本書では、パンデミック後に常態化した在宅勤務、またデジタル化により急速に人と人との交流が減り、ビジネスおよびメンタル面での弊害が大きくなる中、「コミュニティ」こそが、この状況を打開するものだと提案します。統計によれば、職場に「コミュニティ」を感じないと答えた人は65%、同僚とのつながりを感じないと答えた人は76%。一方で、職場で「コミュニティ意識」を感じることのできた人の74%が「よりやる気が出た」、81%が「離職をしない」と答えています。コミュニティ=(必ずしも職場に限らず)同じ目的意識を持った人とのつながりが、デジタル化、孤独が深刻化する現代のビジネス、生き方において最も重要であることを示しています。Part1では、職場のコミュニティづくりに焦点をあて、リーダー層や貢献度を高めたい一社員として、情報共有、人材管理、会社の風土づくり、意味・意義の提供、社員のウェルビーイングという多方面の観点からコミュニティ意識を向上する方法を提案します。Part2では、個人がコミュニティ意識を育て上向きな循環をつくることが、職場および周囲に前向きな影響を与える(逆にネガティブであればネガティブが伝播する)ことを前提とし、自己認識の変革、栄養・睡眠管理、休息、マインドセットの作り方、SNSの付き合い方を改善することにより、コミュニティを構成する一人としての貢献を高める方法を紹介します。私たちは自分の居場所を感じたいと強く願っているにもかかわらず、多くの人が孤立感を感じています。テクノロジーの発達と現代の職場慣習により、人々は常に連絡が取れる状態でありながら、さらに疎遠になりつつあります。そして、人との交流が少なくなるにつれて、幸福度も低下しています。このことは、メンタルヘルスの危機に火をつけ、何年にもわたって影響を及ぼし、人々はより孤独になり、組織の生産性や利益も低下させるでしょう。クリスティーン・ポラスが研究の中で発見した解決策、それはコミュニティです。ポラスは、ビジネス、ヘルスケア、ホスピタリティ、スポーツなど、無数の業界を網羅する彼女ならではの深い調査と把握力で、6大陸に住む何十万人もの人々の経験を統計から推定し、変化の可能性を示しています。人々を結びつけ、情報を共有し、自主性を発揮させ、敬意を払う環境を整え、率直さを実践し、意味を与え、個人の幸福度を高めることで、誰もがコミュニティを真に繁栄させることができるのです。ポラスの知見の応用は無限であり、ストーリーやケーススタディはポジティブで高揚感を与えてくれるものです。職場、PTA、スポーツ、礼拝所など、それぞれのコミュニティが結束し、発展していくためのヒントを与えてくれるのです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるき

13
 良い人間関係がすべての問題を駆逐する。大げさでなく、実際にその通りだと思います。良い人間関係を築きたいなら、まず自分が良き仲間にならなきゃな。参考にします。2023/03/28

まゆまゆ

13
分断と軋轢が増す一方である現代社会において、伝統的なコミュニティが持つ安心感、サポート、温かさを取り戻すことで、メンバーの一人としてチームに帰属意識と相互の結びつきの実感を得て、生産性の向上や困難さを突破していった数々の会社の事例を紹介していく内容。他者への思いやりを持ち、皆があって自分がいるとチーム全員が感じるコミュニティが繁栄していかなければ、ますます精神疾患が増えていきそう……2023/03/02

難波猛

3
#読書 ◆コミュニティ=互いの幸福に配慮し合う集合 ◆コミュニティ構築=情報共有・人間性の解放・尊重し合う・率直さの実践・意義を与える・メンバーの幸福度を高める ◆孤独感=仕事満足度・定着率・品質を低下 ◆エンゲージ向上=週1のチェックイン対話、失敗への恐怖排除 ◆マネジメント=コントロールを手放す、リーダーは精神的支柱 ◆手放す恐怖の本質=相手が「上手く出来ない」ではなく自分より「上手く出来る」こと ◆相手に礼儀正しさと尊敬を持つ ◆不愉快な人間に囲まれる→自己中心的になる2023/03/07

すみす

1
タイトルどおり人と人との「つながり」こそが、仕事の効率を最大限高めるという話。米国の本らしく同じような事例がこれでもかと紹介されており、分かりやすいというメリットがある反面、退屈にな面も。本書は特にその退屈の方を強く感じてしまった。日本人が聞いたことのない会社の例が多いためいまいち感情移入が出来ず読み飛ばし。内容的にはよく言われる「顧客満足度を高める前に従業員満足度を高めるべき」的なもので新味に欠ける。「目から鱗」を期待しただけに残念。2023/03/12

うさぽん

1
コミュニティ論というより、マネジメント論。 企業がより良いコミュニティを作るために、マネージャーはどうあるべきかを多くの具体例とともに語っている。 マネージャーでなくとも、自己認識やポジティブの重要性、そのためにどうすべきかという点は参考になる2023/02/24

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