モビリティ×エネルギー領域の融合 EVX――EVシフトにより生まれる新たな事業へのアプローチ

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

モビリティ×エネルギー領域の融合 EVX――EVシフトにより生まれる新たな事業へのアプローチ

  • ISBN:9784833452175

ファイル: /

内容説明

【内容紹介】
世界的にカーボンニュートラルへの動きが急速に進むが、その中でも「自動車・蓄電池産業」の領域が、カーボンニュートラル化に向けた「一丁目一番地」といわれている。

このような環境の中、EVを起点として、モビリティ領域のプレイヤーが新しくエネルギービジネスへ参入し、逆にエネルギー領域のプレイヤーがモビリティ関連ビジネスを始めるといった“相互乗り入れ”が起きており、この領域の中で新たなサービスやソリューションが生まれつつある。

この状況こそが、「EVX(EVトランスフォーメーション)」と表現できる。

本書は、EVシフトが進展する背景などの基礎知識の説明や、EVX領域でのビジネスの枠組を整理するだけでなく、新しい事業をつくっていくうえでのポイントや、そのポイントに対して、どのようなアプローチをすることで成功の確率が上がっていくのかにも焦点を当てる。
さらに、EVシフトをチャンスと捉える企業が、EVX領域で、どのような事業を開発・展開しようとしているのかも描いていく。

EVXにおいて、事業を成功へと導く実践的な答えが、本書にある!
【著者紹介】
[著]西口 恒一郎(にしぐち・こういちろう)
株式会社リブ・コンサルティング
モビリティインダストリーグループ ディレクター
大学卒業後、日系コンサルティング企業を経て、リブ・コンサルティングへ入社。モビリティ業界を中心に、デジタルテクノロジーを活用した事業開発や競争戦略の策定、M&Aなど、さまざまなプロジェクトを担当。現在は、EVX領域での事業開発、地域モビリティサービスの展開など持続可能なモビリティ社会の実現に向け活動中。

[著]切通 英樹(きりとし・ひでき)
株式会社リブ・コンサルティング
モビリティインダストリーグループ マネージャー
大学卒業後、株式会社資生堂を経てリブ・コンサルティングへ入社。資生堂在職中に、早稲田大学ビジネススクールにてMBAを取得。モビリティ業界を中心に、中期経営計画策定やマーケティング・セールス戦略策定・実行など、さまざまなプロジェクトを担当。現在は、EVXの領域を中心に、大手企業の新規事業開発とベンチャー企業のグロースサポートを通じて、世の中に新しい商品・サービスの普及を実現するべく活動中。

[著]横山 賢治(よこやま・けんじ)
株式会社リブ・コンサルティング
モビリティインダストリーグループ マネージャー
大学卒業後、大手電機メーカーを経てリブ・コンサルティングへ入社。モビリティ業界・エネルギー業界を中心に、EVX領域での事業開発やマーケティング・セールス戦略策定など、さまざまなプロジェクトを担当。これまでのEVX領域プロジェクトでの知見・ノウハウをベースとして、カーボンニュートラル実現に向けた各種ソリューションの実装に向け活動中。
【目次抜粋】
■Chapter1 「脱炭素」時代のEVシフト
■Chapter2 日本で、EVは本当に定着するのか
■Chapter3 変化するバリューチェーンを理解する
■Chapter4 EVX(EVトランスフォーメーション)にある事業の可能性
■Chapter5 EVX領域の新規事業開発。その要諦とは?
■Chapter6 好機を見出す、「EVX」新ビジネスモデル10

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

tetsubun1000mg

10
EV(電気自動車)の今後について最新情報を伝えてくれる本だった。 日本は始まったばかりだが、中国はナンバープレートが早くとれる、EUでは補助金でガソリン車より安く買えるなどの理由ではるかに速いレベルで普及が進んでいる現状が分かった。 ただ今のガソリン車のレベルで普及していくとバッテリーや原材料は果たして足りるのか?など疑問点が有るのだがEU、アメリカ、中国、タイなどの国で先行しているので続いて行くしか生き残る道はないのだろう。 トヨタ・ホンダ・日産の燃料電池車、固体電池の技術でどこまで取り戻せるのか? 2023/01/22

take

1
昨今の脱炭素エネルギー拡大の潮流とモビリティへの影響と今後のビジネス変化を捉えるのに最適な内容だった。テックカンパニーがモビリティに進出する理由がわかる。また、電力と脱炭素の関係性を捉えたい人にも導入にふさわしい内容だった。電力そのものから入るより、身近な車EVど関連づけた方が理解しやすいからだ。コンサルティング会社らしくマネタイズやビジネスとして確立させるためのヒントも掲載されていた(これは一般的な内容だった)2025/10/27

たけし

0
EVに関連した新規事業開発の参考にするための本という感じ。2023/12/31

hiro

0
自分の仕事と特に関係があるわけではないので、本書が直接は自分の役には立たないが、始まったばかりの面白い領域だと知ることができた。蓄電技術の進化からの新しいエネルギーマネジメント方法と、動く蓄電池としてEVに存在価値を見出す感じだろうか。環境政策や意識の高まりを基軸に、エネルギー戦略が新しい時代に突入しているようだ。2023/11/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20498135
  • ご注意事項

最近チェックした商品