小田嶋隆の友達論

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小田嶋隆の友達論

  • 著者名:小田嶋隆【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • イースト・プレス(2022/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784781621470

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内容説明

友だちがいるって本当はウソなんじゃないのか。

友だちの友だちは他人。
人と人とがいともたやすくつながってしまう、そんな世の中で、はたして友だちとは何だろう?
稀代のコラムニストが友だちについて考えに考えた!

真の友をもてないのはまったく惨めな孤独である。友人が無ければ世界は荒野に過ぎない。by フランシス・ベーコン
自分の住んでいる荒野をお花畑だと思い込むことができる人間だけが真の友を持つとができる。by 小田嶋隆

2022年6月に他界した著者が、自ら代表作と明言していた小田嶋隆クラシックス3部作、第2弾

<解説>
平川克美「小田嶋隆の常識」
武田砂鉄「チョロいヤツにはなるな」

【目次】
第1章 友だちリクエストの不可思議
第2章 幼年期の王国とギャング・エイジ
第3章 夢の中の自分としての友だち
第4章 ヤンキーとの遭遇と別離
第5章 女の友情のうらやましさ
第6章 ヤクザという生き方
第7章 友情と愚行
第8章 グラスの底に友情はあるのか
第9章 コストとベネフィットとセックスレスと退廃
第10章 異邦人であることの有利さについて
第11章 コミュ力という魔法の杖
第12章 真の仲間を持たない仲間たちの論争
第13章 出発できないジモティーのためのロードサイド
第14章 友だちが死ぬことについて
第15章 友情製造装置としての新入社員研修
第16章 友だちのいない子どもが勉強家になるメカニズムについて
第17章 人気者という専制君主
第18章 恋愛至上主義から友情原理主義への転換と装飾から草食への変化について
第19章 ミソまみれの日常
第20章 チームスピリットという監獄
第21章 一人ひとりが一人である素晴らしい家族の話
第22章 空気を読むな本を読め、ヨメの顔色読んだら負けぞ
第23章 敵を発明する能力
第24章 友だちはナマモノだよ
解説 平川克美
解説 武田砂鉄

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

37
小田嶋さんの新刊が2冊も!と思って喜んで手に取ったら、今年、逝去されていたのですね。残念です。小田嶋さんのユニークで少し辛辣な言い分が好きでした。巻末の武田砂鉄さんの解説がいい。2022/12/24

akihiko810/アカウント移行中

24
コラムニスト小田嶋による、「友達」論のコラムエッセイ。印象度B  私はおだじまんの熱心な読者ではないのだが、友達がテーマということで興味をもって読んでみた。「男は大人になって友達ができることなどなく、友情とは化石のように思い出の中にしかない」ということが全編を通して書いてある。当たり前、というか特に目ぼしいものではないかな…。 ありがたいことに学生時代、それ以降の友人が何人かいる私にはこういう「友人のいない孤独」はないのだが、それとは別の私の話をしたい2024/07/01

Asakura Arata

7
娘3rdが小学校低学年の頃「お父ちゃんは何人友達がいる?」と訊かれたのとがあって「 2人」と答えたら、「少な!可哀想。私は三十人いる」と言っていた。そんな彼女も中学生になった最近は三人くらいとしか親しく遊んでいない。2023/03/09

イワハシ

5
『友だちリクエストの返事が来ない午後』の再編? 著者の考える「友情」論。コラムなので個人的な体験から出ないのだが、そこが読みどころである。面白い2023/03/07

K.C.

4
数年前に出た作品のリイシュー。小田嶋さんが友達を真正面から語ったら気持ち悪いと思っている。そこはカットの仕方が違う。現在の事象にも共通する論考多し。改めて合掌。2023/04/07

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