内容説明
自動運転車の普及が現実味を帯びてきた中,事故などの際の法的責任のあり方が議論となっている。本書は,研究者・実務家による検討の成果をまとめ,公表するものである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うぴー
2
自動運転に係るシステムが普及しつつある中で事故が生じた際に、既存の法制度においてどのように法的責任が分担されるか、また当該制度にどのような問題点があり、解決するにはどのような方法が考えられるか論じられている。自動車事故は自損か否か、人損か物損か、自動化の度合はどの程度か、事故の原因は運転手の過失かシステムの欠陥か等の要素によって法的責任の判断が変わりうる上、責任の判断が白黒つかず過失相殺等で処理される場合もある等整理するのが難しいと改めて感じた。2019/09/25
ただの人間
0
既存の自動車に関する法制度が、「自動車」についてどのような性質を持つものであるのかという前提を置いているのか、そこから「自動運転」が実現されると何が変わるのか、変わる過程の段階としてどのようなものがありうるのか、といった見地から、自動運転の実現で法的に生じうる問題について論じられる。法制度の想定する前提と、前提との差異をふまえた検討という枠組みは、自動運転に限らず活用していくことができるものだと感じた2020/11/24
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