対立・葛藤類語辞典 上巻

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対立・葛藤類語辞典 上巻

  • ISBN:9784845921188

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内容説明

シリーズ累計22万部突破!
小説、脚本、マンガ、演技、二次創作、TRPG……
すべての創作者必携の大ヒット類語辞典 第7弾!
登場人物に最適な《コンフリクト=対立・葛藤》を組み込むことで、
物語は鮮やかに動き出す

本書は創作者にとっての魔法の杖だ。
対立がキャラクターに血を通わせ、葛藤がストーリーに生命を吹き込む。
──読書猿( 『独学大全』著者)

現実世界では避けたい対立や葛藤は、フィクションにおいてはいくらあっても足りないもの。人の不幸、番狂わせ、裏切り、身の毛もよだつありえない展開……私たちはそれらを追体験することで、登場人物に感情移入し、臨場感たっぷりの物語を味わうことができます。本書は、常に書き手を悩ませている「対立・葛藤をどう作品に組み込むべきか」について解説する最適な手引書となっています。読者の心を捉えて離さない物語を書くためには、キャラクターに個人的なリスクを負わせ、失敗すれば大惨事を招きかねないように、ストーリー全体を通して緊張感が高まっていくような対立や葛藤が必要となります。本書はあらゆる作品づくりにおいて、最適な表現をする助けとなるでしょう。

シリーズを通して好評の前半パートでは、対立・葛藤を物語に組み込むことの重要性から、プロットやキャラクターにもたらす効果、様々なストーリーの「型」の紹介、内的・外的葛藤の役割などを実例を交えながら丁寧に解説。後半の辞典パートでは、具体的なシチュエーションを例に、それぞれの対立・葛藤が生じる具体的な状況、引き起こされるネガティブな問題や困難、起こりうる悲惨な結果・特性、もたらされる感情、起こりうる内的葛藤、基本的な欲求への影響、対処に役立つポジティブな特性や結果などを、見開き1ページで紹介しています。

この『上巻』では、「人間関係の摩擦」、「失敗と過ち」、「道徳的ジレンマと誘惑」、「義務と責任」、「プレッシャーとタイムリミット」、「勝ち目の無いシナリオ」に分けた110もの対立・葛藤が生じる場面を収録。さらに多様な項目を収録した『下巻(仮)』は2023年ごろの刊行を予定しています。

あらゆる創作指南書において最重要視されている《コンフリクト=対立・葛藤》の適切な使い方についてまとめ、作品づくりに役立つ豊富なアイデアを提供する、唯一無二にして実用的な1冊となっています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えびちり

3
人と人の間に起きるドラマシチュエーションは48で大別されるというのを昔映像造形の授業で学んだ気がする(条件により24ともいわれる。名前は忘れた)。それをこと細やかに重複をかまうことなく述べられた設定集。相変わらず外国的なシーンや反応シチュエーションが多く、日本人には共感しにくい反応があったりするんだけどそれもバリエのひとつかなと思ったり。このシリーズ好きなので次は何が来るかと楽しみ。自分のナカの抽斗が多くなる。2023/11/26

you_tsukimi

0
人物の対立と葛藤について羅列してある。 「転」の展開に悩むことがあまりないのでこれも感情類語辞典と同様、あまり使ってない。 自作の葛藤バリエーションが足りなくなったら(なんかいつも喧嘩別れしてるとか)また読むかもしれない。2022/11/01

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