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内容説明
100歳で亡くなった父が四姉妹に遺したのは古い洋館と5番目の妹(0歳)。犬猿の中だった四姉妹は五女の保護者となり、なぜか古い洋館で同居にすることに。
しかし、そこに現れた「館の所有者」と名乗る謎の男・亀石。この男と父との関係とは!? そしてなぜか三女・理華子と急接近!
複雑な感情のまま、洋館を購入するしかなくなった理華子は、ついにお金のため漫画の連載準備に取り掛かろうとするが……。
次女・純子の引きこもりの息子、五女の命名、長女・良子のファンが出現など、問題は山積みだけど、いがみ合いながらも少しずつ団欒が増えていき、四姉妹はまたあの頃の「家族」に戻ることができるのか?
山下和美が描く、ちょっとヘンテコなファミリーストーリー第3巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
23
まったく逆の発想から擬似家族を描く『ツイステッド・シスターズ』。つまり、血が繋がっているだけの家族。それを5世代の姉妹という大胆な設定で構想してみせるのが山下和美の凄さだ。5番目の妹の謎や、洋館の所有権をめぐる交渉など、読みどころはいろいろと設けられているが、年齢差75歳の5姉妹のドタバタをもっと見たいと、切実に思う。2023/03/21
みやび@夜649
6
電子。弁護士のじいさんがうけた。じーさんばーさん書くの本当に上手い。素晴らしい。しかし働いてない成人女性三人もいて今後どうなるのかね…。2023/03/14
Jimmy
2
洋館に対する苦難に今度は三女の新連載が絡んでくる、という全体構想がまた憎い。2023/01/08
huchang
1
マドンナに弱いじーさん弁護士に似た感じのひとって、いる。分かりやすく描くとこういう感じになるわぁ…という感想をつい知り合いにこぼしていたら「アンタも苦労してんのねぇ…」とため息つかれちゃったい。くっそ。……ということは、当然作者ここまで昇華したんだからもっと苦労してるんだろうねぇ。と、思わぬところで連帯感的な何かを感じてしまった第3巻。次も楽しみです。2023/02/26