内容説明
急成長が終わり、苦悩する大国の現実を描く骨太のルポ。
党大会の最終盤で起きた「胡錦濤の退場劇」とは何だったのか――。異例の3期目に入り、「極権」を握った習近平政権。習一派で固めた党首脳人事では圧勝したかに見えるが、その裏で、大きな敗北も喫していた。
盤石なはずの政権基盤にも危うい亀裂が見られる。ゼロコロナ政策に高まる不満、行き詰まる経済、深刻な米中対立、緊迫する台湾情勢、ロシアとの憂鬱な関係、そして日本への挑発……。
改革・開放で急成長をとげ、全盛期を謳歌していた大国は、これからどこへ向かうのか。日経記者が衝撃の事実を数々明かしつつ活写する骨太のノンフィクション。
最新の情報も満載して、読み応えたっぷりに描く、いまこそ必読の一冊。
目次
【目次】
序 章 衆目にさらされた宮廷政治劇
第1章 「胡錦濤と目を合わすな」――病が招いた軍団の完敗
第2章 「ト小平ルール」の破壊
第3章 中国全盛30年の終わり
第4章 危険な決断――日本を標的にした習近平
第5章 ウクライナ侵攻――中ロ結託のジレンマ
第6章 米中激突の導火線「2035」
第7章 台湾武力統一という巨大リスク
第8章 香港時代革命と初の「自由世界」縮小
第9章 武漢バブルが招いた感染爆発――中国を壊すゼロコロナ
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