内容説明
野山に住む、ものいう動物たちと人との交流を描いた作品集。「きつねの夕食会」「風のローラースケート」など、15編とエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
236
2つの連作童話、「ねこじゃらしの野原」(6つの短篇)と「風のローラースケート」(8つの短篇)、及び「きつねの夕食会」から構成。この巻全体のタイトルに『ものいう動物たちのすみか』とあるように、全て人間と動物との関わりの物語である。西欧の民話や童話では、人間と動物とが関わり合うことは少なく、あったとしてもそれは、例えば「赤ずきん」の狼のように、往々にして敵対的な関係にならざるを得ない。一方、日本の民話等では、「カチカチ山」などのような敵対関係になるものもあるが、時にはいたって融和的な関係を結ぶものも珍しく⇒2026/05/24
うめ
18
あたたかなお話の中にも、人として大事な事が厳しく詰まっていて、それが説教くさくなくてむしろ心地いい。ときどきこわい話もあるわ、と思ったら、巻末エッセイで納得。遠野物語などにも通じるこわさ。和製のお話だからとても肌馴染みが良いわ。2014/12/21
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
『さんしょっ子』 https://bookmeter.com/books/16101166 を始め安房直子さんの絵本を読むことが多く、しっかりと文章を味わいたいと思い見つけたシリーズ。15編の短編とエッセイ。『 きつねの夕食会 / すずめのおくりもの / ねずみの福引き / きつね山の赤い花 / 星のこおる夜 / ひぐれのラッパ / ねこじゃらしの野原 / 風のローラースケート / 月夜のテーブルかけ / 小さなつづら / ふろふき大根のゆうべ / 谷間の宿 / 花びらづくし → 2020/09/06
ゆり
11
連作短編風シリーズ二作がメイン。『きつねの夕食会』のオチがふふっと笑えて娘に弱いおとうさんきつねも込みでほのぼのしてお気に入り。『小さなつづら』も優しいお話。女の人の憧れがいっぱいつまって美しくてちょっと怖い『花びらづくし』も好き。ふろふきだいこんにきなこもち、よもぎだんご、雪の下の天ぷら、なんだかとっても美味しそう。エッセイに載っていた『星姫物語』がちょっと気になる。 2020/03/22
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
6年生ブックトーク授業【冬休みにおすすめの本】 国語で『きつねの窓』 https://bookmeter.com/books/523006 を学習しているので、絵本だけでなく読み応えのある本を紹介。2021/12/20
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