安房直子コレクション<br> ものいう動物たちのすみか

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安房直子コレクション
ものいう動物たちのすみか

  • 著者名:安房直子/北見葉胡
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 偕成社(2022/12発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784035409304

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内容説明

野山に住む、ものいう動物たちと人との交流を描いた作品集。「きつねの夕食会」「風のローラースケート」など、15編とエッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うめ

17
あたたかなお話の中にも、人として大事な事が厳しく詰まっていて、それが説教くさくなくてむしろ心地いい。ときどきこわい話もあるわ、と思ったら、巻末エッセイで納得。遠野物語などにも通じるこわさ。和製のお話だからとても肌馴染みが良いわ。2014/12/21

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

10
『さんしょっ子』 https://bookmeter.com/books/16101166 を始め安房直子さんの絵本を読むことが多く、しっかりと文章を味わいたいと思い見つけたシリーズ。15編の短編とエッセイ。『 きつねの夕食会 / すずめのおくりもの / ねずみの福引き / きつね山の赤い花 / 星のこおる夜 / ひぐれのラッパ / ねこじゃらしの野原 / 風のローラースケート / 月夜のテーブルかけ / 小さなつづら / ふろふき大根のゆうべ / 谷間の宿 / 花びらづくし → 2020/09/06

ゆり

10
連作短編風シリーズ二作がメイン。『きつねの夕食会』のオチがふふっと笑えて娘に弱いおとうさんきつねも込みでほのぼのしてお気に入り。『小さなつづら』も優しいお話。女の人の憧れがいっぱいつまって美しくてちょっと怖い『花びらづくし』も好き。ふろふきだいこんにきなこもち、よもぎだんご、雪の下の天ぷら、なんだかとっても美味しそう。エッセイに載っていた『星姫物語』がちょっと気になる。 2020/03/22

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

9
6年生ブックトーク授業【冬休みにおすすめの本】 国語で『きつねの窓』 https://bookmeter.com/books/523006 を学習しているので、絵本だけでなく読み応えのある本を紹介。2021/12/20

うとうと

8
『ねこじゃらしの野原 とうふ屋さんの話』『山の童話 風のローラースケート』の2つの連作短編がメイン。本のタイトル通り、もの言う動物たちが登場する、不思議で、少しさみしさや切なさを誘うお話ばかり。 どれも不思議なお話なんだけど、なぜだか妙にリアルで、山を吹く風や、ラッパの音、桜の花のにおい、大根を煮るゆげまで感じてしまう。出てくるお料理も一緒に味わっている気がする。安房さんのお話はそこがとても好き。 『谷間の宿』はかなりゾッとした。『すずめのおくりもの』のすずめが可愛すぎる!2021/04/01

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