内容説明
人生100年時代の不安を乗り越え、人生の後半戦をどのように生きていくのか、62歳を迎えた齋藤先生ならではの名著に学ぶ教えです。名言、文人、偉人に学ぶ60歳からの幸せな生き方、正しい老い方が一冊に。晩年、作家・哲人はどう考えて、どう生きたか、また作家が描いた物語の登場人物はどういう老いを迎え、人を惹きつけるのか。名著・文人・哲人が教えてくれる「60歳からの生き方の教科書」です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
明るい表通りで🎶
37
いろいろな本を読んで生きたいと思う。2025/05/24
ほよじー
9
★★★★★60歳は人生の中締め。現役時代の肩書きから解放され、新たに自分の人生を生きる。会社員時代のスキルは実社会では通用しない。新たな学びが大切となる。ニーチェは「ツァラトゥストラ」の中で超人へのプロセスとして「ラクダ・獅子・幼子」の3段階を経て成長すると言っている。ラクダは義務教育。獅子は社会に出た自立期。幼子は子供のように自発的に遊びながら価値を生み出していく時期。人生の最終形態は自由気ままな遊び心が大切。俳句や絵画をやりたくなるのも自然なこと。その他、人生後半をよりよく生きるヒントとなる本多し。2023/07/12
Mik.Vicky
5
あと、8~9年で私も60歳。この本に記載されている名著はほとんど読んだことはないが、それほど悪い老後になるとは考えていない。幸せな老後を迎えることができるように頑張りたい。というか、60歳少々では老後と言わないと思うが。2023/05/04
マンブー
3
テレビでおなじみの齋藤先生の著書。 たまたま手に取った一冊ですが、いわゆる名著の紹介や抜粋が多く、とても読みやすかったです。 タイトルは聞いたことがあるが、内容がわからない・・・という本が何冊もあり、昔もっと本を読んでおけばよかったとお感じになる人が多いのではないでしょうか。 恥ずかしながら『恩讐の彼方に』、『山月記』は、私は知らず、目からうろこでした。2024/12/25
mittaka
2
未読の名著を知ることができ有益だった。特にフランクリンの「十三徳樹立」(自分の役に立つ徳を、日々の生活の中で習慣化させて後天的に身につける)から言語と習慣の大切さを学んだ。「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」を作った まど・みちお がいかに偉大な人なのか、ぞうさん歌詞の解釈を確認できたのも嬉しい。 本書で紹介された作品のうち、以下を読んでみたい。 中島敦「山月記」 菊池寛「恩讐の彼方に」 ニーチェ「ツァラトゥストラはこう言った」 セルバンテス「ドン・キホーテ」 夏目漱石「こころ」 樋口一葉「たけくらべ」2025/01/02
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