宝島社新書<br> 教養としての世界宗教史

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宝島社新書
教養としての世界宗教史

  • 著者名:島田裕巳【著】
  • 価格 ¥1,390(本体¥1,264)
  • 宝島社(2023/01発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784299038807

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内容説明

ITやAI化が進む現在、もっとも必要なのはそのテクノロジーを駆使する「教養」を身につけることです。本書は現代人にとって必須である世界三大宗教の中身をはじめ、日本人にとって知っておくべき仏教と日本の宗教の流れについて、宗教学者の著者がわかりやすい語り口で解説していきます。世界の宗教の歴史がざっくりわかるとともに、宗教戦争、殺戮の歴史、そしてそれぞれの宗教の死生観などを体系的に学ぶことができる一冊。今話題になっている統一教会にまつわる「キリストと原罪意識」についても触れていきます。
※本書は書籍『教養としての世界宗教史』(2020年5月刊)を文庫化したものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おおとろ|ストーリーテラー

4
☆☆☆2024/11/22

田中峰和

3
神道に始まる日本の宗教だが、仏教の受容において政権を揺るがす衝突があった。仏教排斥を企図する物部氏と受容して天皇家に取り入ろうとした蘇我氏の戦いは、蘇我氏の勝利で仏教が浸透し神仏習合の時代が長く続く。大航海時代、ポルトガル宣教師によってキリスト教が伝来し、一時期は国民の5%の信徒が生まれた。いまだにキリスト教徒が1%もいないことを考えると信じられない数字だ。明治政府によって神道は悪用され、天皇を神とする新たな宗教が根付かされた。天皇の人間宣言によって新たな宗教が乱立し、元横綱まで洗脳された事件まであった。2023/12/31

ジェンツー

1
宗教学に興味を持ったのは学生の頃で、その頃この著者の別の本を読んだことを覚えている。日本人は無宗教ではない、と腑に落ちた。そして久々に巡り合ったのが本書、世界の主要宗教をほぼ網羅し概要を説明していく、まさに大学の一般教養科目の講義のような構成。基本を抑え必要十分といった感じ。仏教だけは議論に立ち入る箇所があった。また、出版のタイミングだったのか、安倍元首相の襲撃事件を受けて統一教会の解説にもページが割かれている。手軽な宗教の基本書として、時折読み返したい。2023/06/14

1
2023/02/13

aki

0
読了2023/05/27

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