よんたび文庫<br> 台湾はおばちゃんで回ってる?!

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よんたび文庫
台湾はおばちゃんで回ってる?!

  • 著者名:近藤弥生子
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 大和書房(2022/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784479320395

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内容説明

スルー能力が高くてストレートな物言い。多様性に富んでいて同調圧力がない。
食を大切にし、困ったらみんなで助け合う。そして社会を動かしているのはおばちゃんだ!

そんな台湾でシングルマザーとして6年働き、台湾人と子連れ再婚・出産をした著者は、
日本で身につけていた「呪縛」からいつしか解き放たれていたことに気づいたのだった。

台湾式の産後ケアや子育て、仕事観や市民活動などにも触れながら、
「細かいことを気にせずやりながら考えよう」、
そんなふうに思わせてくれる、台湾での暮らしを綴ったエッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

73
面白いエッセイを読みたい人や台湾が好きな人に読んで欲しい本になっている!本屋さんでPOPをみて買ってみた。著者の近藤さんがとあるきっかけで台湾で出産し子育てした経験をまとめたのがこの本になっている。タイトルにあるおばちゃん。すごく気になると思う。おばさんではなくおばちゃんって所がみそである!おばちゃんという言葉から明るくて豪快でちょっとおせっかいをするイメージがあると思う。そのイメージ通りの存在が台湾のおばちゃんである。その存在が地域を支えており著者もその恩恵を受けていた!面白かったのでぜひ!2023/05/17

さとか

43
台湾でシングルマザーとして暮らしていくことを選んだ著者。人々のスルー能力が高く、大抵のことはゆるく大らかに。IQよりEQ(気遣いや上品なユーモアを交えてのコミュニケーション能力)を重視するという台湾人。著者は2人の息子を台湾で出産、子育てしているが、随所に彼らの人となりに助けられたエピソードが描かれている。友達同士で子供の「育ての母」になる習慣や、シッター制度が浸透している。ただ、やはり作者が「外国人枠」だから殊更周りも世話を焼いた感は否めない…。もう少し子育て以外の話題もあればよかった。2022/12/28

こばやし

21
台湾のおせっかいおばさん良い。おおらかに力強く生きてるのが気持ち良い。言葉の違う場所で生きることは大変だろうに、大変さを上回る生活のしやすさや楽しさを書かれていて台湾好きになる。子育てして恋愛して働くという生活をしたくなる。2023/03/30

ごへいもち

12
飛ばし読み。子供に優しい社会らしい。読友さんのご紹介本2024/03/08

うちこ

10
子育ての環境の変化は、社会が向かっている方向(あるいは反省)を如実にあらわしますね。 「足手まといにならないように気をつけながらやってこなければいけなかったことって、一体なんだったのだろう」と振り返るきっかけとして、 “台湾での子育て環境” は示唆がいっぱいの視点です。 古くからの因習を無理に断ち切ることをせず、個々人の内省から社会が動き出している台湾社会のバランス感覚に多くの刺激を受けました。 東洋医学が今も生きている生活習慣の部分も興味深く読みました。2023/03/08

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