内容説明
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『読売新聞』の名物投稿欄、生活面の「こどもの詩」が2022年4月で55周年を迎えた。子どもの目にしか映らない風景や大人もびっくりする新発見まで、飾らない言葉で表現される詩は、どれも胸を打つ。本書は、『ことばのしっぽ 「こどもの詩」50周年精選集』の続編として、2017年から2021年の5年分から約200篇を厳選して掲載したもの。特に2020年春の緊急事態宣言以降はコロナに関する詩も多くあり、「こどもたちのウィズコロナ」も感じさせる一冊。
第一章 何を言われてもがんばるのです――2017年
第二章 ばあばにはみらいがないの?
じゃあつくればいいじゃん――2018年
第三章 オレは ほんの少し世の中が
分かるようになっただけなんだ――2019年
第四章 あんたのせいでメチャクチャだよ――2020年
第五章 じぶんがだいすき
あとね ちきゅうもだいすき――2021年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
47
子どもの純粋な感性に驚いたり感心したり。シルバー川柳もいいけれど、子どものみずみずしさは奇跡のような宝物だと思う。毎日1篇ずつでも、心の薬として読みたい。2024/04/26
さおり
33
特に私好みなのは、「はって」「パンダ」「成長」「ばち」。図書館で読んだけど、手元に置きたくなる本だな。2023/07/20
chiaki
33
2017年1月~2021年12月、読売新聞掲載の『こどもの詩』から、珠玉の220作品。子どもはみんな詩人だなぁと改めて感じました。コロナという未曾有の事態に直面した子どもたちの心の叫びには共感しかない!その他、ちょっと抱腹絶倒しちゃうものから、ほっこり和んじゃうもの、真理をついたつぶやきに思わず考えさせられるもの等々、バラエティ豊かでエネルギーに満ち溢れた子どもたちの心の根っこに癒されました。選者平田俊子さんの評にもまた優しい気持ちに。勤務先に入れたいです。2023/02/13
なななお
22
どの詩も素晴らしい‼️選者の苦悩は計り知れないな〜。読売新聞の名物コーナー「こどもの詩」の'17年~'21年までに掲載された作品からの厳選集。ちょうどコロナ真っ只中の時期。少しその影響が見える作品もあるが、子どもの素直さに脱帽。もう素晴らしいのです。 「えっ!ばぁばにはみらいがないの?じゃあつくればいいじゃん」こんな素直な言葉を貰ったら何と返せばいいのでしょう。大人も教師も、子どもの素直さから学ぶ事は沢山あり、子どもの心は私達大人の一挙手一投足を鋭く捉えているな〜と、もう全面降伏なのです。2025/02/27
こふみ
22
ハッとしたり、ほっこりしたり、くすりとしたり、ほほぅと感心したり、短い詩に込められた子どもたちの素直な言葉に読み手の心もぽかぽかと温まりました。2024/07/28
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