内容説明
巨大宗教組織、創価学会を描いた超リアル小説
創立90年を迎えた、創価学会。「折伏大行進」、逃れられない「献金システム」、政権与党公明党への選挙活動、二世三世問題……その実態を内部の視点から描く。
集団就職で東京に出てきた若者が、創価学会と出会って入信。活動にのめり込み、やがて燃え尽き、創価学会から離れるに至った人生とは何だったのか──。
「洗脳」によって人はどう変わるのか?
目次
序章
集団就職列車
入信
躍動
御供養金との闘い
選挙戦
男子部 隊長の拝命
言論・出版妨害事件とのかかわり
事業の興隆
家族の悲劇
疑惑
会社倒産
役職解任
帰郷
覚醒
あとがき