内容説明
プロインタビュアー・吉田豪と「ロマンポルシェ。」の説教担当・掟ポルシェによる雑誌『CONTINUE』の最長不倒連載が、ふたりによる初の共著として発売。アイドル、お笑い芸人、俳優のみならず伝説のパンクロッカー、イチロー以上の知名度を誇るプロレス版メジャーリーガー、ボクシング界のフィクサーから芸能界を牛耳る超大物プロデューサーまで、雑誌連載時のインタビューを大幅に加筆修正、知られざる衝撃的かつディープ、そして感動のエピソードの数々収録した人物評伝の決定版。
◆出演
片岡鶴太郎(お笑い芸人)
木村一八(俳優)
安東弘樹(アナウンサー)
セイントフォー(歌手)
中島 愛(歌手)
TAJIRI(プロレスラー)
ISHIYA(パンクロッカー)
山根 明(元・日本ボクシング連盟会長)
高橋廣行(「制服向上委員会」プロデューサー)
秋元 康(「AKB48」「乃木坂46」「櫻坂46」プロデューサー)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
53
これは…、吉田豪のいままでのインタビュー本で、もっとも面白くない本だ。単なる「業界人どうしの会話」という感じで、読者がワクワクする話が、ほぼない。2023/09/23
緋莢
13
『CONTINUE』というゲーム誌での吉田豪&掟ポルシェのインタビュー(一部の人は、吉田豪のみ)連載をまとめた本。 ただし、「まえがき」で書かれているように、当初は昭和のタレント、テレビ番組のボードゲームのモチーフとなった人に会いに行くというゲーム誌らしい企画だったそうですが、休刊~復刊後は、普通のインタビュー企画になったとのこと。この本に収録されているインタビュー相手は、多種多様すぎ。冒頭のカラーページで、見開きで中島愛、山根明、TAJIRIが揃うのは多分、この本が最後でしょう(続く2024/05/03
Eiki Natori
6
デスサイドのISHIYAをインタビューというレアな話で、パンク好きの吉田豪なら深い話が聞けるだろうと期待して購入したが、残念ながら期待はずれ。ほとんどが初期ハードコアのネタばかりで、彼がヴィーガンになったきっかけとか、歌詞の深い意味とか、モヒカンドレッドにした話とか、そういう話がなかったのが残念。TAJIRIも同様に、もっと面白いエピソードが欲しかった。鶴太郎の真面目さが伝わってきたことだけが唯一よかった。2023/04/08
道楽モン
6
雑誌『CONTINUE』の連載をまとめた、吉田豪と掟ポルシェのインタビュー集。媒体がどこでもスリリングなインタビューは健在で、人選がすでにサブカル百花繚乱。制服向上委員会プロデューサー(というより裸のラリーズのドラマー)高橋廣行には驚いた。中島愛、ISHIYAという私にとって未知の逸材発見は喜ばしい。何だかんだ言っても、プロ・インタビュアーとしての吉田豪の活動自体がサブカルチャーの象徴であり、良きガイドである。ぶっ飛んだゲストの放談を引き出す技術は、まさに至芸の域に達しており、何よりその楽しそうなこと。2022/12/05
キュー
1
吉田豪さんがインタビューするとみんなぶっ飛んだエピソードを披露してくれるので毎度面白いですねー。プロレスとかハードコアパンクとか全然知らない世界の話で専門用語とか分からなくでもなんかヤバい事言ってるな〜って楽しめる。中島愛さんが結構なオタク的な性格してて好感が持てた。ただ次に掟ポルシェ編が発売されるのが予告されてたけどこの本と1冊にして値段据え置きにして欲しかったな。内容は濃いけど本の厚さが薄いよなぁ。2023/01/13