講談社タイガ<br> 天狗と狐、父になる

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講談社タイガ
天狗と狐、父になる

  • 著者名:芹沢政信【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2022/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065293249

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内容説明

世と関わるのも、子を育てるのも、難しいものだ。

大天狗と九尾の狐は犬猿の仲。
そんな二人がタッグを組んだ初のプロジェクトは……子育て!?

心温まるあやかしとこどもの話。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

38
あやかしとして富と力を奪い続けてきた天狗・黒舞戒。そんな彼に仇敵の霊狐と人間の赤子を育てる試練が待ち受けるあやかし子育て物語。600年の間に人は山を拓きビルを立てたというのに、変わらない自分に飽き飽きして一念発起し、ボロボロの社から山を下りた黒舞戒。そこから長年争ってきた狐狸の宮杵稲と人間の子供・実華を育てる展開で、あやかしの力も子育ての前には無力な様子が微笑ましかったですけど、何だかんだで協力して問題を解決するようになって、実華だけでなくお互いのこともかけがえのない存在になってゆく結末は良かったですね。2023/02/02

RIN

18
分かっていた。分かっていたけど、もしかしたらという期待も捨てきれなかった。600年間いがみ合って来た宿敵同士、天狗と狐が何の因果か共に試練に立ち向かう、あやかしmeets.人間の赤子in現代社会。andやたらとリアル過ぎる料理。尋常ならざる強い妖力を持て余し好き勝手生きてきた天狗と、狡猾で気位の高い妖狐が儘ならない育児を通じて己を見つめ愛を知る物語。多種多様な家族の在り方を全力で肯定する強さ。軽くてご都合主義だけど、何せべらぼうに優しい。天狗と狐はお互いが大嫌い。でも本当はずっと好き。リア充め、爆発しろ。2023/06/11

なみ

16
600年にわたり争ってきた天狗の黒舞戒と狐狸の宮杵稲が、人間の子ども、実華を育てることになる。 話が進むにつれて、2人のパパの誠実さや優しさがわかり、読み終わるころには大好きになってました。 実華や人間たちとの関わりの中で、未熟さを自覚して変わろうとする黒舞戒も、実華のことを第一に考えて大切にしようとする宮杵稲も、本当に格好よかったです。 とにかく読んでいて楽しい1冊でした。 実華が成長した話も読みたい!2022/12/23

葵上

6
次の巻に期待かなーキャラは嫌いじゃない。みんな好き。だけど、全体的に浅い印象。もっと書き込んで見せ場作って欲しい。2巻に期待2023/10/03

てみさま

5
ママ友に黒舞戒と宮杵稲がいたら楽しかっただろうな(目の保養も兼ねて)と遠い過去に思いを馳せつつ時々声を出して笑いながら楽しく読了。イケメンで料理もお菓子作りもできて、無茶苦茶強いあやかしのお父さん2人に育てられる実華の将来が楽しみ。2023/10/19

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