米国防総省・人口統計コンサルタントの 人類超長期予測 - 80億人の地球は、人口減少の未来に向かうのか

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍
  • Reader

米国防総省・人口統計コンサルタントの 人類超長期予測 - 80億人の地球は、人口減少の未来に向かうのか

  • ISBN:9784478107065

ファイル: /

内容説明

米国防総省は人口データから世界のさまざまな動きを予測している。たとえば将来の移住者が社会に与える影響を知るうえで、人口統計はどう役に立つのだろう? あなたも人口統計学者のような思考力を身につけ、どんな未来が待ち受けていようと準備できるようになる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ta_chanko

19
人口の推移から見た未来予測。先進国では少子高齢化がすすみ、人口は減少局面に。世界的にも合計特殊出生率は減少していて、年齢の中央値は上昇中。とはいえ、アフリカでは人口はまだまだ増加していて、世界人口もやがて80億人に達する。死亡率と出生率がともに低下すると、生産年齢人口の割合が高まる人口ボーナス期をむかえ、経済は成長する。しかし、最近のアフリカ諸国などの都市化は工業化を伴わないことも多く、増加した都市人口を雇用できるのかは不透明。人口の推移に合せて適切な政策を実施できるか否かが未来の決定要因。2023/03/13

はとむぎ

16
人口や人口構成を基に、各国の経済成長、紛争などについて分析考察している。日本は、高齢になっても働きたい人が多そうだし、資本ストックもある程度あるから、技術の進歩に乗っかって仕事効率化すれば、何となくやってけるような気がした。国の進歩も場所と時代とやり方で、ずいぶん違いがあるもんです。2023/04/10

やましん

9
トップポイントで概略だけ確認。長期予測を謳う割には未来に世界人口がどうなるのかを予測するのではなく、現在の人口構成について一部の国を取り上げて、何故そのような人口構成になったかを説明しているように感じる。世界の人口構成はなるほど確かに各国の人口の総和から求められるのかもしれないが、合成の誤謬を犯してしまわないだろうか。世界の人口構成の予測をそこそこ精度よく出来るかどうかよく分からないが、各国間のパワーバランスなど国際政治学や地政学的な視点が必要な気がした。2023/07/18

異世界西郷さん

9
日本を含め先進国では軒並み人口が減っている一方、発展途上国では人口が急増している。何故、このような状況が発生したのか、そして今後世界はどのようになっていくのかを考察する一冊。SNSで紹介されていて興味が湧いたので読んでみました。日本だと少子高齢化だ、出生率を上げないといけない! と人口を増やすことが善であるかのように叫ばれていますが、発展途上国の現状を見ると、若者が増えすぎて職がなく「機会を奪われた」ことによる不満が政情不安を引き起こすことになる状況があるようで、2023/01/20

みかん。

6
中古本を購入して再読いたしました。2024/03/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20346376
  • ご注意事項

最近チェックした商品