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内容説明
感染症内科教授でありながらファイナンシャル・プランナーの資格も持つ著者と考える「お金をかけずに美味しく楽しく健康になる方法」。流行りの健康食品、サプリ、持続不可能な健康法は意味がない。普通で地味で安上がりに見える食、これこそが健康への一番の近道なのだ。お勧めはマンガ『きのう何食べた?』の「シロさん飯」。さて、その理路は? 健康と食のデータの見方や、リスクやエビデンスとの向き合い方なども丁寧に解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
20
スーパーで買い物して出来るだけ自炊を心がける。アレはダメだの、ソレは良いだの、巷の噂に振り回されない。コスパ、やっぱり大事。 普通にできることを継続する生活が一番健康的という、ありがたいお話。2023/01/09
kitten
17
図書館本。イワケン先生の、感染症がほとんど関係ない健康食の新書。正直、イワケン先生の本で一番面白かった。個人的には、ほぼ全て実践してたなあ。健康な食生活には持続可能性と、お金も大事。どれだけ金かけてもいいのなら、オーガニック食品使ってもいいのかも知れんが、それはコスパがよくない。しかし、消費期限を過ぎても大丈夫かは、自分の判断になるけど、私は自分の味覚に自信ないので、やっぱり捨てると思う。最終的にクックパッドが出てきたのは笑った。2023/02/14
Inzaghico (Etsuko Oshita)
13
帯に「近所のスーパーで特売品を買って自炊」が健康の秘訣と謳っているが、「特売品」?と思う向きも多いことだろう。種明かしをしてしまうと、特売品は日によって変わるから、それを買っていると食材のバランスが取れる、ということだ。また、食べ物を捨てない方法としてドギーバッグを推進している。これはわたしも大賛成。最近は難しくなってしまったけれど、ひと昔前は余ったら持ち帰らせてくれた。またこの習慣復活しないだろうか。2023/02/08
かめぴ
11
これこれ!感染症内科教授でありファイナンシャルプランナー、ワインエキスパートエクセレンスの著者が実践できる健康食を。その他諸々。肩の荷が降りて実践しよう、私はできると思わせてくれる頼もしい指南書。赤肉とチームパフォーマンスの話は、まさにこれ。2023/03/12
mawaji
10
著者の買い物における食材選びやへたってきた食材を活用する献立の決め方は私のパターンとほぼ一緒のようで、深く首肯しながら読みました。私はクラシルが多いですが。「食べすぎ飲みすぎはたいていの食材において健康リスク」ということで、健康食の実践にリスクヘッジの考え方を導入するのもとてもわかりやすく思いました。さすがファイナンシャル・プランナー。「『おれ、食生活が不規則だから』という人は極めて規則的に不健康な食事を摂っていることが多い」というフレーズは明日から使えそう。「食習慣に気を配ること」はとてもだいじなこと。2023/01/26