風の値段

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風の値段

  • 著者名:堂場瞬一【著】
  • 価格 ¥1,782(本体¥1,620)
  • 小学館(2022/12発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093866651

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内容説明

それは研究者のプライドか悪魔の誘惑か!

新橋署生活安全課の刑事・天木淳は洋上風力発電の最新技術データが、業界トップメーカーから、ライバル社に流出していることを知る。
捜査を始めると、国内どころか海外への技術流出が目前であることが分かった。内偵捜査を始めると、鍵を握る人物が、大学時代の友人であることがわかった。

卒業して二十年、まったく違う道を歩いていたふたりの運命がいま交錯する。

堂場瞬一警察小説の醍醐味満載の傑作長編小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

506
【版元さまより献本】企業秘密案件を持ち出した容疑者は、なんと大学時代野球部で同じ釜の飯を食ったアイツだった。職業倫理と友情の間に揺れる警視庁生活安全課刑事の天木淳。事件発覚のきっけが、ずさんといえばずさんか。「風の」とは「洋上風力発電」のこと。文系の著者さん相当勉強されたんだろう。わが息子も電力屋なので、ところどころ容疑者を彼に置き換えて読んでいた。シリーズ化希望。2024/02/19

旅するランナー

261
洋上風力発電会社の最高技術責任者による技術情報の社外持ち出し。不正競争防止法違反として追いかける新橋署刑事。二人は大学準硬式野球部のチームメイトであった。情報の値段、そして、愛情の値段を考えさせられる、鋭い視点を持った小説です。2023/02/01

starbro

233
堂場 瞬一は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 野球×機密漏洩×ミステリ、著者らしく骨太の人間ドラマでした。ただ、もう少しサプライズが欲しかった気がします。 https://www.shogakukan.co.jp/books/093866652023/01/14

いつでも母さん

175
またまた堂場さんが新たな刑事・天木を誕生させた。ここからシリーズ化に発展するのだろうか?(ちょっと楽しみ)地味なタイプの独身40男だけれども、嫌いじゃないよ私は(笑)かつてのチームメイトが被疑者となって対峙する事に・・『研究者のプライドか悪魔の誘惑か』帯も好い!2023/02/02

おしゃべりメガネ

135
堂場さんの作品、地味にかなり久しぶりに読了しました。一時期、「鳴沢」シリーズを中心に読み漁っていたのですが、ここ最近はすっかりご無沙汰でした。というワケで警察モノの堂場さん作品。テーマは話題の洋上風力発電に絡めて、バタバタと謎めいた事件が連鎖します。読みやすさは相変わらずで展開や描写もスマートなんですが、なぜかこう、グググッと入り込めるまでには残念ながら至りませんでした。警察内部における他の人物とのやりとりが、なぜかちょっと薄っぺらく感じたからかもしれません。でもさすがは堂場先生、イッキ読み必至でした。2023/02/19

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