内容説明
広大なイスラーム世界を生涯かけて遍歴した男がいた。波瀾万丈の旅と14世紀世界のダイナミズムを『大旅行記』完訳者が描き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
maqiso
5
イスラム世界は巡礼のために交通網を発展させ、モンゴル帝国によってユーラシア全体と接続した。西方ではメッカ巡礼の紀行文学が発達し、イブン・バットゥータの『大旅行記』もそれに連なる。『大旅行記』では巡礼のキャラバンに参加してメッカに向かい、各地の聖者や霊廟を訪れている。当時のインドは中継貿易で賑わっていた。東南アジアを経由して大都まで行ったと書いているが内容は疑わしい。アフリカへはサハラ砂漠を越える交易キャラバンに同行した。未開の驚異を語っているので、怪しげな所もあるが貴重な史料でもあるのが面白い。2023/09/13
げんさん
2
イブン・バットゥータが旅の途中で幾度も盗賊の被害や危難に遭い、無一文になっても旅を続けることができたのは、1つには旅の人を受け入れるイスラームの精神があったためである。14世紀の世界を知る最大の史料だ2024/01/26
eiro
2
本棚の整理。人文地理学徒の選択必修古典「大旅行記」。14世紀のイスラム教徒イブンの四半世紀に渡る旅行記。今回の再読で注目は、著者家島博士の研究結晶までの努力。「大旅行記」の日本語版編纂にあたって既成のアラビア語校訂本を用いず、写本調査から手を付けていったと。博士はイブンの遍歴した世界各地を同様に巡った。困難な査証取得や、戦争で足止めを食らい訪問に5,6年の年月を要したり。現地でアメーバ赤痢に罹るなど進捗に困難を極めた。人生の大半を「大旅行記」の研究に捧げた。それほどまでに博士を駆り立てたのは何だったのか。2023/11/12
Kazuyuki Koishikawa
1
中国とかに寄ってないかも知れないのか。2023/10/09
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