錦織一清 演出論

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錦織一清 演出論

  • 著者名:錦織一清【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 日経BP(2022/11発売)
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  • ISBN:9784296201396

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内容説明

錦織一清、待望の初著作『錦織一清 演出論』。初めて「表現のメソッド」を明かす
役者を志す若者たち、芝居を愛するすべての人に贈る1冊

少年隊のリーダーとして高い人気を誇るとともに、当時から歌、踊り、芝居の実力が高く評価されていた錦織一清。近年では気鋭の舞台演出家として存在感を増しており、特に錦織メソッドとも言える、独特な演出方法が注目を浴びています。稽古中は演出家自ら動いて現場を盛り上げ、のびのびと演じさせる一方、役者一人ひとりとは個別に台本や演出の狙いを丁寧に説明していく。それは、役者らとともに舞台をつくり上げていく彼独自の提案型の演出手法であり、一度彼とともに仕事をした役者やスタッフからの評判はきわめて高い。本書では、演出家・錦織一清の舞台に賭ける思いから、今の演出手法に至る考えや経緯、その実践、そして今後の展望まで、すべてを明らかにします。錦織一清/作・演出の戯曲『サラリーマンナイトフィーバー』も完全掲載しました。

「はじめに」から(錦織一清)
沢山の経験や出会いが、私に芝居を楽しいものと教えてくれ、今では演出家という仕事を与えてくれました。この本を書いたのは、決して思い出が薄れていかない様にというだけではありません。私の経験や、独自の表現方法なるメソッド的なものが、これから芝居をやる方、今やられている方への少しのヒント、そしてご覧になられる皆様が、ちょっと変わった楽しみ方が出来ればと、そんな気持ちからなのです。同時に、若い頃からビジュアル的要素で仕事をしてきた私の、その傍の内面的なものや、考え方にも触れて頂きたく、語らせてもらった次第であります。

目次

◎舞台演出は最高の「ごっこ遊び」
◎俳優にはダメ出ししない
◎芝居は「間」。それはお客さんとの「間」
◎大事なものはすべて客席側になる
◎舞台上では鼻呼吸
◎人の体を使うな、一人で泳げ
◎芝居のときは秒針を早めろ
◎いぶし銀になる前に銀色に輝け
◎体が動くうちは運動神経で芝居をしろ
◎演技に「長年の修行」は不要

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キュー

1
単に錦織一清さんが好きだというだけで演技や演出にはそんなに興味は無いけど子供の頃や少年隊時代の話もあって面白く読めた。そして一般人やサラリーマンも普段から演技をして生きているというのは成る程と思った。最近の演劇文化が少女漫画カラーになっているっていうのも確かにと思った。男性向けのハードな作品をやってくれたら自分みたいなおっさんでも舞台観に行きたくなるかもしれないので頑張って欲しいな。2023/02/04

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