内容説明
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大の大人が、時に真面目に、時にはしゃぎながら、2年かけて東京全区を踏破する悪ふざけ企画。2012年に刊行された『ピエール瀧の23区23時』が、令和にパワーアップして帰ってきた!
「23時になったら写真を撮る」「100円自販機を見つけたら興味本位で味見する」だけがルール。
夜の23区を1区1区歩いてみたら? 角という角を曲がってみたら?
「無駄こそ宝」が信条のピエール瀧が、無駄足を踏み、時間の無駄をし続け歩いた先に見えてきたものとは?
―深い時間にこそ見えてくる、東京の姿がある。
電子版ならではの全600ページカラー写真! ボリューム満点の一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご
39
Tokyo 23区に縁もゆかりもありませんが、なんとなく読んでみました。秋に旅行で東京に行きましたが、自分の住んでいるエリアとはいろいろ違う!と思いました。やっぱ人口密度が高いよね。愛知県で比較するなら豊田市の2/3の面積で、人口は23倍!ひえー。2023/02/04
nobu23
8
ピエール瀧が、深夜の東京23区を街歩きするという企画本の第二弾。23区分あって凄いボリュームだが、街歩き本として楽しく読める。 前回から10年経ってるので、前作と比較すると楽しそう。2023/01/08
paluko
6
各区の探訪ポイントがおそろしく狭いんだけど、潔くそこまで絞り込んだことで解像度が上がってもいるし、自分の知ってる場所が登場したときには思わず快哉を叫びたくなったりもする。板橋区では「高島平」にスポットを当てているが、高島平便利帳(高島平新聞社発行)なる独自イエローページが作られていたり、買い物は極力地元の店でするとか、自分たちの地域を守っていこうという意識がすごい。梵寿鋼の「親指オブジェ」も一度見てみたい。こういう話を聞くと、老朽化してるからといって無機質なタワマンにはしてほしくないなあと心から思う…。2025/05/09
onepei
3
職場近くが出ていてうれしい2023/09/02
tsukamg
3
ピエール瀧が23区を舞台に夜の散歩をする、そのルポ。前作よりボリュームが増えた。瀧さんを通じて街の色々な姿を知る内容ではあるが、実は、そんなぶらり旅を通じて瀧さんを知るための本であると思った。未知のものへの構え方、他人との接し方、面白ポイントの見つけ方、それらを総合した、楽しむ、ということの達人っぷり。2023/06/28