内容説明
著者について
明治24年、早稲田大学を卒業、旧制中学校の教員を務めるかたわら東洋史学の泰斗・白鳥庫吉の指導を受け「歴史は本職」との思いに至る。その後、文献批判による科学的な歴史研究に挑み、その成果として数々の著作を世に送り出し、大正9年、早稲田大学教授に就いた。昭和14年には東京帝国大学の講師も兼任するが、いわゆる津田事件により学究活動の中断を余儀なくされる。戦後、早稲田大学総長に選出されるも固辞、ふたたび研究に没頭し、昭和36年、逝去、享年88。その学績は「津田史観」といわれ日本の歴史学の本流となり、今日に至るまで息吹いている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
乱読家 護る会支持!
3
NHKの「100分DE名著」で、津田左右吉さんの本の紹介をしていたので興味を持って本を借りてきましたが、、、 正直、読みづらい😓 回りくどい説明と、前文と後文の論理的関係も分かりずらい。一段落での結論も分かりづらい。 まあ、時間をかけてじっくりと読めば理解できるのでしょうが、、、 ザックリ読みたい乱読家には、ハードルの高い本でしたm(_ _)m2023/02/10
れいまん
3
現在の古代史、上代史の基礎の考え方で、古典ともいうべき説をようやく読む 戦前、この程度で不敬罪になるのだなあと思いながら読んだ。 津田左右吉は、天皇家に対しては、文面からするとかなり、リスペクトしていると思いますが、それと、古代史とは別だと言うのは大歓迎当然至極。古事記日本書紀はやはり当時の政治を正当化するためというのも当然至極だ2023/01/17
-
- 電子書籍
- この世界がゲームだと俺だけが知っている…
-
- 電子書籍
- 置き去りの天使【分冊】 2巻 ハーレク…