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内容説明
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高層階ビル、騒音、多くの人々に囲まれた都会で暮らすワニ。
無機質なものたちに囲まれ、「何か」になるため、誰かの基準に合わせるため努力するワニの姿に、わたしたちは何を見るのだろうか?
韓国20万部の大ベストセラーを記録した児童書『長い長い夜』)の作者ルリと、『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』など数多くの人気ドラマを手掛けるクリエイター集団クルラインによる、ありのままの自分を忘れて生きる大人のための絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Roko
30
高層ビルが立ち並ぶ都会でワニくんは暮らしています。もちろん、ここで生まれたわけじゃありません。知らない人に連れてこられてしまったんです。ホントはみんなと仲良くしたいんだけど、ワニくんの顔を見ただけでみんな「怖い!」って逃げてしまいます。ワニくんはそんな自分がイヤでたまらなくて、シッポなんかなけりゃいいって思っていて、だけどどうにもならなくて、欝々とした毎日を暮らしています。最初はワニの話だと思って読んでいたのだけれど、あるところから、これはわたしたちみんなの話なんだなと思えてきたんです。2023/01/07
猫路(ねころ)
7
ワニはワニ、何も変えれない、一つの自分なのだから、都会の荒波に飲まれないように。2023/05/09
チェアー
6
無理をしていないか。自分はワニなのに、ワニじゃないワニになったり、都会でやさしく生きるワニだと思い込もうとしていないか。ワニ以上でもワニ以下でもない、ただのワニなのに。 絵が素晴らしい。オレンジや黄色が美しいし、都会のビル灯りの光景も素敵だ。そして、それを遠くに見ながらも満点の星を満喫するワニが素敵だ。 2022/12/01
飴
5
すごくよかったです。さびしさがあり、じゆうがあり、夕暮れがあり、視野が広がるというか出会ってよかった大人えほんになりました。2023/01/12
clintwestwood
1
思いも寄らない場所に自分の居場所があるかもしれない2023/11/16