講談社選書メチエ<br> 完全解読 カント『実践理性批判』

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講談社選書メチエ
完全解読 カント『実践理性批判』

  • 著者名:竹田青嗣【著】
  • 価格 ¥1,705(本体¥1,550)
  • 講談社(2022/12発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062584883

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内容説明

世界初のこころみ
超難解哲学書を徹底的に読みつくす

大好評、知の高峰を読み平らげるメチエ「完全解読」シリーズ第3弾。カント三批判書の第二書にして、「善」の根拠を論理的に証明し「倫理」を哲学的に基礎づけた近代哲学の金字塔を徹底的に読み込む。現代の正義論もこの書なしにはあり得なかった!

目次

緒論 実践理性批判の構想について
第1部 純粋実践理性の原理論
第1篇 純粋実践理性の分析論
第2篇 純粋実践理性の弁証論
第2部 純粋実践理性の方法論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんすけ

21
カントに親しみ始めたのが十七歳だったから、もう六十年近い付き合いとなるが、「実践理性」は未だに朦朧感が拭えない。 「純粋理性」が理性に至る認識の追及であるのに対し、「実践理性」は道徳という限定しがたいものを対象としているからであろう。 また、このように問い合わせることができるようになったのも、この十年の自身への問いの結果に過ぎない。 対象が経験として得られるものでなく、経験を解釈せねばならないからに違いない。なぜなら経験の大半は無駄なものだからである。 2022/09/28

wattann

5
この休みはカントを徹底的に読む。第一弾。次は中島義道さんのカント解説本。いきなり原書は私には無理。2010/12/31

aoya513

2
唯一腑に落ちなかったのが、「最高善への無限の接近」の為の「魂の不死の必然性」。別に最高善に到達出来なくても、接近さえ感じ取れればそれが道徳的行為の(間接的)動機になるのでは?「無限の」接近=魂の不死は本当に必要?「生きている間に出来る限り接近する」では駄目なの?2016/12/07

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