モンスター文庫 超難関ダンジョンで10万年修行した結果、世界最強に ～最弱無能の下剋上～ ： 3【電子書籍限定特典SS付き】

著者名：力水【著】/瑠奈璃亜【イラスト】

双葉社（2022/11発売）

• ISBN：9784575753172

内容説明

凶による幼馴染襲撃や邪神たちの襲来をすべて圧倒的な力で解決したカイ。ようやく王都に向かうことになったカイたちだったが、途中でアシュという記憶喪失の女性が倒れていたので助けることに。王都についたカイは母親に会い自分の無事を知らせれる。そして、王都でしばらく過ごしていると、ローゼに呼ばれ王宮へと向かう。そこで王様から次期王を決める王選の開始を告げられる――。WEB版より大幅新規書き下ろし収録、爽快無双ファンタジー第3弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[水無月冬弥]

#ラノベ　#キミラノ　気持ちいい俺TUEEEを味わいながらもどんどん話が大きくなってきますね。マーラとの戦いとその結末はほんのりといい感じになってびっくり。そして帝国サイド、カイを過小評価して散々吠えているのをみて、かわいそうに思えてくる。この偉そうな皇帝が真実に気づくのはいつだろうか……

2023/01/05

[うえはらちから]

★★★★。Kindle Unlimited。展開がワンパターンになってきてはいるが、まあ絶対に主人公は負けることは無いという安心感はある。謎の空間に放り込まれて修行、洗脳。帝国の剣士が主人公以外では最強の存在になってしまった。神さえも難なく殺してしまう存在に。この住民が住む国はどうなるのか。あきらかに過剰戦力。この本にでてくる神は簡単に死んでしまう。”この世に困難や悲劇など掃いて捨てるほどある。そのたびに諦めず進む者こそが、己の願望を実現できる”この言葉は胸に響いた。

2025/04/18

[トルネードＧ＆Ｔ]

10万年の3巻です。登場する神々の元ネタとしていわゆるメジャーどころが増えてきた感があります。マーラと波旬が別に存在するなど同じ元ネタから複数収穫している節もありますが、まあこの辺はパズドラとかそういう感じの発想と考えればわかる話ではあります。コラボキャラも出せる。そして、書籍化前のWeb版もまだ公開されているのですが、3巻の話はWebにはないようです。というかちゃんと確認してませんが天軍悪軍みたいな勢力が書籍版から導入された感じでしょうか。編集のサポートが厚い作品とのことで、なるほどとなりました。

2023/10/25

[ルタベガN]

「二子玉川の悪夢」が天丼ネタと化してるラノベとか、最高だよなぁ？　 ただ、あれはね…。元々、誤字脱字の多い筆者だから多少のことは目を瞑るが、シラウス議長にまつわるミスはちょっと酷い。なんで通しちゃったんだ？　編集の落ち度だ。しっかりしてくれ。

2022/12/04

[うえはらちから]

★★★★。Kindle Unlimited。この巻から割と政治的な話になっているんだな。完全なる悪も善も無い。読み返して思った。王国の軍の侵攻も一方から見たらそれは悪だが。王様からすればやらざるを得ない。嘘とわかっていてもやらないといけない。神も王もまったく自由では無い。偉いほど制約が多いという。まあ政治の難しさをちゃんと描いている。ここにもう絶対的な力をもつカイがそこそこで介入。全部やるとそれこそ物語が終わってしまう。カイの勘違いがないと駄目だとわかる。

2025/11/10