内容説明
天下無双の名城・熊本城はこうして築かれたーー。極上の築城ロマン!
天正10年、京都本能寺で織田信長が弑された。家臣の木村忠範は、自らが作り上げた安土城を守るため、城を枕に討ち死にを遂げる。残された嫡男の藤九郎は、一家を守るために猛将・加藤清正に仕官した。荒れ狂う菊池川の治水工事、死と隣り合わせの朝鮮出兵……。父の遺した秘伝書を武器に数々の困難をくぐり抜けてきた藤九郎は、ついに築城家としての檜舞台、熊本城築城に挑む。威風堂々、熱涙必至の長編戦国ロマン!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まこっちゃん
3
現代でも大変そうな城づくり、当時はもっと大変だったはずで興味深く読んだ。加藤清正はいろんな歴史小説で登場するけど、どれも悪い印象はないような。2022/12/25
トシヒーロー
1
戦国時代で城普請を主人公としているのと現在再建中の熊本城についてと思い読んだ。熊本城自体の話しは最後の方だったが朝鮮出兵のシーンがあまり読んだ事無かったので新鮮だった。築城に関する専門用語らしきものもありよくわからない事もあったがストーリーとして楽しめたし親分加藤清正カッコよかった!2024/02/12
ともぞう
1
我が故郷の素晴らしいお城、熊本城。 熊本城築城の物語。 こんなものを読んでしまったら、またじっくり熊本城に行くしかない。 まだまだ復興中で自由に歩き回り見ることは出来ませんが、また復興城主になりお城を堪能したいです。2023/12/10