外国人まかせ 失われた30年と技能実習生

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外国人まかせ 失われた30年と技能実習生

  • 著者名:澤田晃宏
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • サイゾー(2022/11発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866251615

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内容説明

あなたも「奴隷」を使っている。
外国人が働く現場を徹底ルポ!
低賃金で退屈な仕事を外国人に押し付ける「人手不足の不都合な真実」と、彼らに見限られる日本の恐ろしき未来。

Amazonランキング第1位(外国人労働者部門、2022/10/21)『ルポ技能実習生』の続編。

深夜のコンビニのお弁当工場など、目につかない場所で働く外国人労働者たち。日本人の生活の根幹を支える彼らの姿と、「外国人まかせ」の労働現場の今を書く。

これが、外国人労働者に「依存」するニッポンの現実!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こも 零細企業営業

21
キツい、汚い、危険な仕事は全て外国人に丸投げな日本の労働。そんな外国人実習生が1番逃げ出すのが建設業というのが、、何ともお察しといった感じ。取材もしづらいみたいでどういう仕事の風景なのか書かれていない所がさらに恐ろしく感じてしまう。そして、施設の更新ができず安い労働力でしか採算が合わない仕事にしがみつく経営者達。そんな仕事しか発注しない元請け達。その皺寄せを被らされる事を厭う日本人の代わりに猛烈に働く実習生達だが、彼等が欲しいのは金で国に帰ったら家が建てられるほどの大金が手に入るらしい。何とも歪な、、2023/05/09

ポタオ

8
技能実習生と特定技能についての問題がよくわかりました。課題だらけですね。2023/11/22

めぐ

7
技能実習生と言う名の奴隷。出稼ぎで日本に来る為に借金を負わされた人達の足元を見て劣悪な環境でこき使う企業があるらしい、とは良く聞く話だが、一概にそれだけでもなく、優良な雇用主にも関わらず日本語が通じずトラブルになったり、環境に満足して継続勤務を望む人も少なからず居たりと状況は様々。人のやりたがらない仕事は大抵外国人任せとなっている日本の現状と現場の実態が多数の事例を挙げて語られる。最低賃金が全国で統一されていない為に地方の労働者が都会を目指して失踪するという問題は早急にテコ入れすべきではと感じる2023/03/18

いっち〜

3
多様な外国人・日本人双方の証言や現場の様子を淡々と綴っていく内容は、静かながらも迫力と問題意識に溢れてる。技能実習や特定技能関連の近年の動きは分かりやすくまとめてあるし、バブル崩壊前後からの流れを解説してる点も興味深い。衣食住の各方面で外国人労働者に支えられる現状も危ういけど、それ以上に「外国人も働きにこなくなったらどうするのか」「誰が日本を縁の下から支えるのか」を真剣に考えないまま動き続ける社会はやはり歪に思う。難しい課題だけど、目を背ける訳にもいかないし、本書の内容はもっと広く知られてほしいところ2023/07/04

onepei

3
受け入れるなら受け入れるで体制を整備した方がよい2022/12/25

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