ビューティフルからビューティフルへ

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ビューティフルからビューティフルへ

  • 著者名:日比野コレコ【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 河出書房新社(2022/11発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309030838

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内容説明

絶望をドレスコードに生きる高3の静とナナは、「ことばぁ」という老婆の家に毎週通っていて――。たたみかけるパンチラインで語られる高校生たちのモノローグ。第59回文藝賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

96
独特のリズム感を持った文章だなと思いました。ピタリはまるときもあるけれどリズムに乗れないときは、しんどい。それでも新しい感覚につて行こうと一生懸命読みました。私の世代では中沢けいさん、少し後の世代では綿矢りささん。いくつになっても新しい感覚はワクワクさせてくれます。2022/12/18

いっち

70
作者が18歳と聞くと、ああ若い感性で書かれた小説ね、と思ってしまう。よくない先入観。早計だった。言葉の引き出しが凄まじい。著者は受賞対談で、図書館で「家族四人分のカードを使って、八十冊分くらい借りていました」と言う。若い感性で書かれたのではなくて、膨大な読書量に裏付けされた感覚で書いてるんだと思った。現代の日本の好きな作家として、乗代さんだけ挙げるのに好感を持てる。すごいと思う人の書いた本は、意味を読み取りたいと思ってしまう。なぜ、「ビューティフルからビューティフルへ」なんだろう。わからない。面白かった。2023/09/10

りぃぃ

42
さらっと読めたけど、分かったのか分からなかったのかも、良く分からない。とにかく若い感性に触れられて、刺激になりました?2023/03/26

ぽてち

41
うーん、衝撃的にわからん作品だった。高校3年生のナナ、静、ビルEの3人の視点で話は進む。とは言え、ただ彼ら3人の周囲で起こっているワイワイガヤガヤを書いているだけで、取り立ててストーリーらしきものはない。著者の日比野さんは2003年生まれだから、これを書いたときは彼ら3人と同じ状況だったのか。言語感覚はすごいなと思った。これまで読んだことのない比喩や擬音がわんさか出てくる。……純文学で、わけわかんなくて、言語感覚がすごいって、あの人やこの人もそうだったよな。この作家、将来やばいかも。第59回文藝賞受賞作。2022/12/07

万葉語り

40
うーん、よくわからん。日本語なのに何を言いたいのかまるで入ってこない。Twitterとか、インスタとかやってないのでこの感覚についていけない。2023-482023/04/07

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