内容説明
絶望をドレスコードに生きる高3の静とナナは、「ことばぁ」という老婆の家に毎週通っていて――。たたみかけるパンチラインで語られる高校生たちのモノローグ。第59回文藝賞受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
96
独特のリズム感を持った文章だなと思いました。ピタリはまるときもあるけれどリズムに乗れないときは、しんどい。それでも新しい感覚につて行こうと一生懸命読みました。私の世代では中沢けいさん、少し後の世代では綿矢りささん。いくつになっても新しい感覚はワクワクさせてくれます。2022/12/18
いっち
70
作者が18歳と聞くと、ああ若い感性で書かれた小説ね、と思ってしまう。よくない先入観。早計だった。言葉の引き出しが凄まじい。著者は受賞対談で、図書館で「家族四人分のカードを使って、八十冊分くらい借りていました」と言う。若い感性で書かれたのではなくて、膨大な読書量に裏付けされた感覚で書いてるんだと思った。現代の日本の好きな作家として、乗代さんだけ挙げるのに好感を持てる。すごいと思う人の書いた本は、意味を読み取りたいと思ってしまう。なぜ、「ビューティフルからビューティフルへ」なんだろう。わからない。面白かった。2023/09/10
りぃぃ
43
さらっと読めたけど、分かったのか分からなかったのかも、良く分からない。とにかく若い感性に触れられて、刺激になりました?2023/03/26
万葉語り
40
うーん、よくわからん。日本語なのに何を言いたいのかまるで入ってこない。Twitterとか、インスタとかやってないのでこの感覚についていけない。2023-482023/04/07
ゆみのすけ
31
幼い頃からネグレクトを受け育ったナナ。生きることに絶望している静。強い者に貼り付いて生きている意志も主張も持ち合わせていないビルE。生きることに投げやりな3人が出会い、ことばぁと呼ばれるお婆さんの家で言葉をもらって過ごす。若い作者の感性が溢れる言葉の紡ぎ方。センスが良くて、痺れた。畳みかけるように独特のセンスで紡がれる言葉は、とても新鮮で将来性を感じた。ただ、言葉選びに凝りすぎて、私は内容がなかなか咀嚼できなかった。2022/12/18
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