アジア文芸ライブラリー<br> 高雄港の娘

個数:
電子版価格
¥2,750
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

アジア文芸ライブラリー
高雄港の娘

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年11月06日 10時45分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 360p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393455098
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0097

出版社内容情報

日本統治時代に台湾南部の港町・高雄で生まれた孫愛雪。戦後の政治的弾圧で父と夫は国を去り、やがて愛雪も夫を追って日本へ渡る。「良妻賢母」の価値観を教え込まれた愛雪は、その通りに家の仕事をこなし、台湾独立運動に奔走する夫を支えながら、自らも実業家として道を切り拓き強く生きた。そして晩年、家族を陥れた意外な真実を知る……。
数々の歴史ノンフィクションを手掛けた陳柔縉ならではの、歴史の細部まで描き込んだ生き生きとした筆致。実在の人物・郭孫雪娥をモデルとしつつ、虚構を交えながら女性の視点で台湾の現代史を問い直す歴史小説。

装幀:佐野裕哉 装画:原倫子


蔡英文・前総統推薦!
「この小説は、高雄港を舞台とし、女性の視点を通して現代台湾の100年にわたる流転が丁寧に描かれている。 ぜひご一読を!」――蔡英文氏Facebookより

「どのようにして革命家の妻が、世で言う「良妻賢母」を全うし、さらにその枠を飛び出して自分の名前で生きるようになったのかを書きたいと思った。それだけではない。日本統治時代の高雄港、高女世代、そして台湾の百年の移り変わりを書きたいと思うようになっていた。」――「著者あとがき」より

内容説明

女性の視点で振り返る、台湾の近現代。日本統治時代に台湾の港町・高雄で生まれ、戦後は日本に渡って台湾独立運動に奔走する夫を支えつつ、自らも実業家として活躍した孫愛雪。時代の制約を乗り越えて道を切り拓き、力強く生きた女性の生涯を描く。

著者等紹介

陳柔縉[チンジュウシン]
1964年、台湾・雲林生まれ。台北第一女子高級中学、台湾大学法律学系を卒業後、日刊紙『聯合報』、週刊誌『新新聞』で政治記者を経て独立。『私房政治』『総統的親戚』など政治関連の著作で執筆活動を始め、2005年に日本統治下台湾の近代化の歩みを『台灣西方文明初體驗』として発表し、同年台湾出版界で栄誉ある金鼎奬を受賞。2009年『人人身上都是一個時代』(邦訳:『日本統治時代の台湾―写真とエピソードで綴る1895~1945』PHP研究所、2014年)で再び同賞を受賞。また、ブックライターとして2006年に出した『宮前町九十番地』(邦訳:『国際広報官 張超英―台北・宮前町九十番地を出て』まどか出版、2008年)で中國時報開卷好書奬を受賞。歴史ノンフィクション作品を中心に発表してきたが、2020年『大港的女兒』(『高雄港の娘』)で小説デビュー。2021年10月に逝去

田中美帆[タナカミホ]
1973年、愛媛県生まれ。大学卒業後、出版社で編集者として勤務。2013年に語学留学のため渡台し、翌年、台北人の夫と結婚。2016年、上阪徹のブックライター塾3期修了。2017年からYahoo!ニュースエキスパートオーサー。2021年、台湾師範大学台湾史研究所修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品