内容説明
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病院データ分析の決定版!経営分析と医療の質分析(QI)に対応!
人口減少、高齢化など医療を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。自院の状況や周辺環境について、DPCデータや厚生労働省のオープンデータを分析して客観的に正しく把握し、経営戦略を立てていくことが必須の時代となりました。一方で、多くの病院は「データ分析できる人材がいない」「データ分析の視点が分からない」「何のデータを使うべきか迷う」「表計算ソフトウエアのExcelが苦手」「もっと効率良く分析したい」といったお悩みがあるのではないでしょうか。本書は明日からすぐに役立てることができるように、「これ以上やさしくできない」レベルで医療データの分析の仕方を解説します。DPCデータや厚生労働省のオープンデータを用いて、経営と医療の質の両面から自院の状況をどう把握して今後の戦略に役立てるべきか、特別な統計ソフトを用いることなく身近なExcelを活用して、基礎から応用までの分析の視点と実際の手順を解説しています。第3版では2022年度診療報酬改定の内容に対応し、今後ますます重要となるクオリティ・インディケーター(QI)の章として医療の質分析に役立つ内容を新たに追加し、さらにパワーアップしました。
目次
序章 DPCの基礎知識とデータ活用の意義
I DPC制度の概要
II DPCデータの活用
III DPCデータ分析の実際
第1章 自院のDPCデータを活用する~まずは自院の特徴を知ろう
Section1 データを用意して集計・分析にトライ
Section2 集計・分析の実際【基礎編】やってみよう!
Section3 集計・分析の実際【応用編】その悩みに答えます!
第2章 厚生労働省のDPC公開データを活用する~自院の実力を把握しよう
Section1 データを用意して集計・分析にトライ
Section2 集計・分析の実際【基礎編】やってみよう!
Section3 集計・分析の実際【応用編】その悩みに答えます!
第3章 クリニカルインディケーター(臨床指標)を作成する~より深い分析にチャレンジしよう
Section1 プロセス指標を作成してみよう!
Section2 アウトカム指標を作成してみよう!