内容説明
■指針なきこの国の、私生活主義への警鐘
新聞人としての長年の経験より、定年後も社会の動向を見つめつづける著者は、昨今「自分さえ良ければ」といった自分本位の私生活主義が世間であまりにも蔓延しているのではないか。家族や地域、国家や国際社会のことに、あまりにも目を向けなくなっていることに危惧を感じ、警鐘を発します。
■「諸行無常」と「共生」をテーマに識者と対話する
新聞社での企画委員時代の経験を活かし、いまも多くの文化人との縁をつむぐ著者ならではの企画。8人の識者とさまざまな角度から人生を深める満足のヒントを探究します
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みつか
5
なかには、かなり乱暴な言い回し、まゆつばものと思わざるを得ない表記もあるのですが! 紹介されている漢字うんちくで妙に納得してしまう自分がいます、、、汗) 本書の表紙イラストは、小鳥が顔をだしている割れた球体を白衣のお医者さんがもっている。どこか"コロンブスの卵"を彷彿させます。 世間から揺るぎない立場を保証されている医者は、けっして無力ではなく。定説や既成概念は、硬い殻で覆われているのです。かえって著者の皆さんの無力さを象徴しているようにみえ忸怩たる思いになるのは、わたしだけでしょうか?2019/05/21
Hitoki
0
電子書籍で読了 「うつ」だなんだと氾濫してる昨今、江戸時代に精神病なんてあったっけ?と思ってたが、これを読んで「なるほどなぁ」と・・・極論なような気もしないではないが、結局、人は食べたモノでできているってことね ・・・食育って大事だな2014/08/11
akir@t
0
最近、こういった、薬を使わない病の治し方に関する本や記事が増えてきた気がする。大いに結構。薬の濫用はもちろん良くないがいざという時に使うのは仕方がない気がする。2011/02/25