情報セキュリティ読本 六訂版

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情報セキュリティ読本 六訂版

  • 著者名:独立行政法人情報処理推進機構
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 実教出版株式会社(2022/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784407361179

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内容説明

これ1冊で情報セキュリティの概要がわかる!●実例→基礎→個人向け→組織向け→技術→法規と制度→IPAの活動という展開により、初心者にも分かりやすいよう工夫しています。●教育機関での教材としてはもちろん、企業の新入社員や管理職の研修用としてもお使いいただけます。●六訂版では、テレワークのセキュリティやゼロトラストなど、いまの時代にあわせた新しい内容も追加しました。

目次

はじめに
1章 今日のセキュリティリスク
1 情報セキュリティにおける被害事例
 1 実例1:狙われるWebサイト
 2 実例2:巧妙化するフィッシング詐欺
 3 実例3:増加するビジネスメール詐欺の被害
 4 実例4:ランサムウェアによる被害
 5 実例5:犯罪に使われるインターネット
 6 実例6:テレワーク環境の攻撃
2 危険の認識と対策
 1 インターネットに潜む危険
 2 メールに潜む危険
 3 日常業務に潜む危険
 4 危険への対処法
 コラム ハッカーとクラッカー

2章 情報セキュリティの基礎
1 情報セキュリティとは
 1 情報セキュリティの基本概念
 2 情報資産とリスク、インシデント
2 外部のリスク要因
 1 マルウェア
 2 外部からの侵入(不正アクセス)
 3 サーバへの攻撃(サービス妨害)
3 内部のリスク要因
 1 情報システムの脆弱性
 2 組織に内在する脆弱性
 コラム Webアプリケーションのフレームワークに存在する脆弱性
4 情報リテラシーと情報倫理

3章 見えない脅威とその対策
―個人レベルのセキュリティ対策―
1 マルウェア―見えない化が進む
 1 マルウェアとは?
 2 マルウェアに感染するとどうなるのか?
 コラム ランサムウェア
 コラム インターネットバンキングの不正送金被害
 3 マルウェア感染の原因
 コラム マルウェアのタイプあれこれ
2 共通の対策
 1 脆弱性の解消
 2 ウイルス対策ソフトウェアのインストールと更新
 3 パーソナルファイアウォールの活用
 4 Webブラウザのセキュリティ設定
 5 ネットサーフィンの危険性とその対策
 6 不審な添付ファイル、迷惑メールの取り扱いに対する注意
 7 その他の注意点
 8 いざ、という時のために
3 標的型攻撃と誘導型攻撃への対策
 1 標的型攻撃とその対策
 2 誘導型攻撃とその対策
4 フィッシング詐欺への対策
 1 フィッシング詐欺とは
 2 フィッシング詐欺への対策
 3 ますます巧妙化するフィッシング詐欺
5 ワンクリック請求への対策
 1 ワンクリック請求とは
 2 ワンクリック請求への対策
 3 スパイウェアによる不正請求
6 スマートフォンの脅威と対策
 1 スマートフォンの危険性
 2 スマートフォンのセキュリティ対策
7 無線LANに潜む脅威とその対策
 1 無線LANの危険性
 2 自宅で無線LANを使う際のセキュリティ対策
 3 公衆無線LANを使う際のセキュリティ対策
 4 無線LANの設定は難しい?―WPSで自動設定
 コラム 多様化する「だまし」の手口

4章 組織の一員としての情報セキュリティ対策
1 組織のセキュリティ対策
 1 計画(Plan)―体制の整備とポリシーの策定
 2 実行(Do)―導入と運用
 3 点検(Check)―監視と評価
 4 処置(Act)―見直しと改善
2 従業員としての心得
 コラム 情報セキュリティ対策ベンチマーク
3 気を付けたい情報漏えい
 コラム ソーシャルエンジニアリングに注意
4 テレワークのセキュリティ
5 終わりのないプロセス

5章 もっと知りたいセキュリティ技術
1 アカウント、ID、パスワード
 1 パスワードの重要性
 2 パスワードクラッキング
 3 パスワードを保護するための対策
 4 さまざまな認証方式
2 攻撃手法
 1 事前調査
 2 権限取得
 3 不正実行
 4 後処理
3 脆弱性を悪用する攻撃
 1 ポートと脆弱性
 2 脆弱性を悪用する攻撃
4 ファイアウォール
 1 ファイアウォールとは?
 2 パケットフィルタリング、アプリケーションゲートウェイ、プライベートアドレス
 3 ネットワークアドレス変換(NAT)
 4 DMZ(DeMilitarized Zone:非武装地帯)
 5 ファイアウォールの落とし穴
 6 パーソナルファイアウォール
5 暗号とディジタル署名
 1 暗号技術とは?
 2 ディジタル署名とは?
 3 認証局とは?
 コラム ハッシュ関数とディジタル署名
 4 身近に使われている暗号技術
 コラム ITサプライチェーンのセキュリティリスク

6章 情報セキュリティ関連の法規と制度
1 情報セキュリティの国際標準
 1 情報セキュリティマネジメントの国際標準27000シリーズ
 2 セキュリティ製品の評価認証のための国際標準ISO/IEC15408
2 情報セキュリティに関する法律
 1 刑法
 2 不正アクセス行為の禁止等に関する法律(不正アクセス禁止法)
 3 電子署名及び認証業務に関する法律(電子署名法)
 4 個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)
 5 サイバーセキュリティ基本法
3 知的財産を守る法律
 1 著作権法
 2 不正競争防止法
4 迷惑メール関連法
5 情報セキュリティ関連制度
 1 ISMS適合性評価制度
 2 ITセキュリティ評価及び認証制度
 3 暗号モジュール試験及び認証制度
 4 プライバシーマーク制度
 5 情報セキュリティ監査制度
 6 コンピュータウイルス及び不正アクセスに関する届出制度
 7 脆弱性関連情報に関する届出制度
 8 情報セキュリティサービス審査登録制度
 9 政府情報システムのためのセキュリティ評価制度

7章 IPAセキュリティセンターの活動
資料1 情報セキュリティ関連URL集
資料2 用語集
索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kannkyo

5
一般大衆向け、スクショとか図版が豊富。2023/03/04

ryo511

0
IPAの出している情報セキュリティの入門書。情報処理技術者試験でいうところのITパスポート〜情報セキュリティマネジメントくらいのレベルと思われる。本文はわかりやすい。用語集はPerlとかCGIとか載ってて時代を感じる。B2023/09/16

hisaos

0
セキスペ試験を受ける準備体操と、最新のセキュリティ事情を知るために。暗号鍵生成方式がRSAから楕円曲線関数を使ったものに移りつつあることや、2018年の事例を入れてあるなど、アップデートはきちんとされている模様。2023/02/03

ぴょんpyon

0
相変わらずめちゃくちゃ分かりやすいです。暗号技術の解説は本当に秀逸だと思います。五訂版からの変更点は……侵入型ランサムウェア攻撃・テレワークに関係した攻撃が追加。ワンクリック詐欺・メールを介した詐欺の記述が増えた。最近の法改正が追記。コラムが減ったもの、増えたもの両方あり。文章が少し洗練されていて(ページ送りにも配慮していて)読みやすくなっている。くらいでしょうか。2022/12/21

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