食べるの怖いな

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食べるの怖いな

  • ISBN:9784910034126

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内容説明

摂食障害の受診患者は2万5000人。その3人1人は10代という現実と向き合うために

「痩せたのにどうして幸せじゃないんだろう」
「楽しい時間って食事がつきものなのに、私、そのたびに悩むの?」
「でも......ダイエットをやめるなんて怖い......!」
ダイエットをきっかけにやめられなくなってしまった「食べ吐き」。精 神科児童思春期病棟で同じ悩みを抱えるたくさんの少女たちと向き合ってきたシオリーヌの「食べるのが怖かった」過去を、『酔うと化け物に なる父がつらい』などの話題作をもつ漫画家・菊池真理子がコミック化。

【著者】
シオリーヌ(大貫詩織)
助産師/思春期保健相談士/性教育YouTuber。総合病院産婦人科で助産師としての経験を積んだのち、精神科児童思春期病棟で若者の心理的ケアを学ぶ。2017年より性教育に関する発信活動をスタートし、2019年2月より自身のYouTubeチャンネルで動画を投稿。チャンネル登録者数は17.2万人以上(2022年9月現在)。著書に『CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識』(イースト・プレス)、『やらねばならぬと思いつつ~超初級 性教育サポートBOOK~』(ハガツサブックス)などがある。

菊池真理子
漫画家。2017年に発表した『酔うと化け物になる父がつらい』(秋田書店)が大きな話題に。既刊に『毒親サバイバル』(KADOKAWA)、「依存症ってなんですか?」(秋田書店)など。10月6日には新刊『「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~』(文藝春秋)も発売予定。

目次

はじめに
Episode1 カロリー
Episode2 初恋
Episode3 愛されたい
Episode4 カレシ
Episode5 ダイエット
Episode6 じゃがりこ
Episode7 食べ吐きのはじまり
Episode8 別れと出会い
Episode9 Lサイズ
Episode10 児童思春期病棟
Episode11 怖い
Episode12 私のベスト体重
Episode13 ボディニュートラル
【特別対談01】精神科医・宮田雄吾×シオリーヌ
【特別対談02】シオリーヌ×菊池真理子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

56
【体重計の数字が小さくなるたびに、やめられなく止まらなくなって――】亭主関白の父、ダイエット中の母、3つ上のゲーマーの兄、そんな家族の中で育った真面目過ぎる性格の助産師&性教育YouTuberが、自分のカラダを受け入れるまでを描いたコミックエッセイ。精神科医、漫画家との対談も収録。2022年刊。恋人に「結婚しようね」と言われた時の、正直な思い。<結婚式って、料理がたくさん出てくる。/楽しい時間って、食事がつきものなのに、私そのたびに悩むの?心の底からは楽しめないの?この先、一生ダイエットが続くの?>と。⇒2025/11/09

たまきら

40
体重に悩んだことのない人って、少ないんじゃないでしょうか。女性は特に痩せていることが美としてとらえられる風潮がありますし、男性だって筋肉がついている体を美とされるので、プレッシャーがあるでしょうし。この人の本を読みながら、この人の飢餓感は食べ物より愛情なんじゃないのかな…と思いました。大島弓子の「ダイエット」みたいに。2023/09/22

わむう

23
家族や人間関係、顔の造作はは変えられないけれど、比較的自分の体重はコントロールしやすく、努力(というか我慢)がすぐ数字として表れるのでハマってしまう人が多いと思います。特に痩せている方が正義とか美だと押し付けられている今の日本では。2025/11/19

りお

22
周りから見て痩せてる、太ってるが基準になりがちだけど自分にとってベストな体型、体重を見つける事ってとっても大事よね。2023/07/17

no666kkk

5
体型については永遠の課題だから、本当に難しい。停滞期とかもうつらくて辛くてってなるし、まだ自分はシオリーヌさんのようには考えられないなぁ。2023/03/05

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