内容説明
「それがまた
始まった。
いつも決って、
午前三時だ。」
ああ、信じられない――
ページをめくるたび、
あなたは何度もそう呟く。
SFなのか? ホラーなのか?
これは、スリルと
サスペンスに満ちた、
私たちを未体験の領域へと誘う
マルチバース・ストーリー。
この一冊が、
異世界への
“特異点”となる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はぴふる
1
155 神には、優しい「慈悲の面」と、厳しい「裁きの面」の両方があるのだ。人間が何でも個人の「自由」になると考え、その「責任」を放棄した時、その成長の天井が来るのだ。また、悪魔に支配された独裁者が支配者となる国が増えた時、天変地異は加速し、食料も水も危機になる。(略)人類は素直に、反省の機会を持つべきなのだ。そういう時には、必ず世界のどこかに、神の声を伝えている預言者、ないし、大救世主が必ず出ているものなのだ。163もし天上界に帰っていたら、始原の神は、マルチバースをも統治していることを教えてあげるよ。2023/12/18
はぴふる
1
「小説 揺らぎ」について 86この小説で書かれていることは、「祈りの力は、現在ただいまの世界にも届くし、あるいは霊界にも届くし、霊界を貫いて併行宇宙やマルチバースにまで、祈りは届く可能性がある」ということです。特に、集団でみんなが真剣に祈った場合は、届くことがあるのです。88祈りは、「過去・現在・未来」に届くわけです。2023/06/02
サラダバー
0
宗教家が書くSFは現代の技術から離れて、新しい科学やそれに伴う時代設定を用意することがうまい。しかし、その状況下でも人間としての本質は変わっておらず、どう対処していくかというところは、さすが宗教家ということもあり、人間というものをよくわかってらっしゃるなという感想です。2022/10/31
パングル
0
時空間に生じる揺らぎ あなたはどのように受け止めるのか。2022/10/28